5年ぶりに韓国プロサッカー・Kリーグの4チームすべてがアジア・サッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントに進出した。
全北現代は6日、全州ワールドカップ・スタジアムで中国の山東魯能とグループステージE組最終戦で対戦、イ・ジェソン、キム・ヒョンイル、エニンヨ、エドゥのゴールで4-1と大勝した。全北現代は勝ち点11点(3勝1敗2分)で、日本の柏レイソル(勝ち点11)と勝ち点で並んだが、直接対決の勝者が優先される規則により2位になった。第1戦で柏と0-0と引き分けた全北現代は先月24日の柏戦で2-3で敗れていた。
全北現代は決勝トーナメントで中国の北京国安と対戦する。
全北現代はこの日、山東魯能と引き分けても決勝トーナメントに進出できる状況だったが、得意の「タッコン(波状攻撃)」を繰り広げた。韓国代表として今年Aマッチデビューを果たしたイ・ジェソンが前半26分、韓教元(ハン・ギョウォン)のクロスをヘディングシュートで決めた。全北現代は前半45分、山東魯能に同点ゴールを許したが、後半にさらに激く攻撃して大勝した。全北現代は後半7分に中央のDFキム・ヒョンイルが攻撃に加わり、エニンヨのFKに軽く合わせるヘディングシュートでゴールネットを揺らした。全北現代の崔康熙(チェ・ガンヒ)監督は後半11分にFWエドゥとMFレオナルドを相次いで投入、攻撃を強化した。エニンヨは後半34分にPKで追加点を入れ、エドゥは後半44分に素晴らしい左足シュートを決めて追加点を入れた。
市民クラブの城南FCはF組2位で決勝トーナメントに駒を進めた。城南FCは同日、日本のガンバ大阪と対戦し、1-2で敗れた。城南FCは前半15分、ファ・ウィジョが先制ゴールを決めたものの、後半に2ゴールを許した。城南FCは勝ち点10(3勝2敗1分)でガンバ大阪と同率となり、直接対決の勝者が優先するというルールでも1勝1敗ずつとなったが、得失点差により組2位でグループリーグを通過した。城南FCは広州恒大と決勝トーナメントで対戦する。前日に決勝トーナメント進出を決めたFCソウルはガンバ大阪、水原サムスンは柏レイソルを決勝トーナメントで戦う。