Y・E・ヤン 在日韓国人経営のYAMAZENと専属契約

【ソウル聯合ニュース】今季、日本ツアーに復帰する韓国・済州島出身のプロゴルファー、Y・E・ヤン(梁容銀、ヤン・ヨンウン)がYAMAZENグループと専属契約を結ぶことが7日、分かった。同グループは在日韓国人2世の崔鐘太(チェ・ジョンテ)氏が会長を務めている。

 ヤンは2009年の全米プロゴルフ選手権でタイガー・ウッズを逆転して優勝を果たし、アジア人選手初のメジャー大会優勝者となった。

 優勝後はこれといった成績を残せず、スポンサーも離れていったが、昨年12月に日本ツアー復帰のためファイナルクォリファイングトーナメント(QT)に出場し、4位で2015年シーズンの出場資格を獲得した。

 ヤンの復帰を聞いた崔会長は、向こう2年にわたり自らが運営する鳥取の大山ゴルフクラブに所属して活動するよう勧め、ヤンはこれを承諾した。同ゴルフクラブは崔会長が2年前に伊藤忠商事から買収した。

 崔会長は7日、聯合ニュースに対し「ヤン選手の実力とゴルフに対する真剣な姿勢に注目し、日本ツアーに復帰する彼を全面的にバップアップしたかった」と、専属契約締結の理由を説明した。双方は8日、大阪市内のホテルで契約を交わす。

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