ACL:ソウル、ロスタイム弾で鹿島に競り勝つ

FCソウルと水原、グループ2位で決勝T進出

 韓国プロサッカー・FCソウルが2015年アジア・サッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)で劇的な勝利を挙げ、ベスト16の決勝トーナメント進出を果たした。FCソウルは5日、グループステージ最終節のH組鹿島アントラーズ戦で、ロスタイムに決まったマウリシオ・モリーナ=コロンビア=の逆転ゴールにより3-2で勝った。2勝1敗3分(勝ち点9)でグループリーグを終えたFCソウルは、広州恒大(勝ち点10)=中国=に続く2位で決勝トーナメントに進出した。

 FCソウルはこの日、鹿島に勝たなければ自力で決勝トーナメント進出ができなかった。終盤まで2-2と試合が拮抗(きっこう)、グループリーグ敗退の危機に立たされたチームを5年目のベテラン外国人選手モリーナが救った。後半31分に交代出場したモリーナは、後半46分に左足でゴールを決めた。

 水原サムスンブルーウィングスは同日行われたG組北京国安=中国=戦で1-1の引き分けに終わった。水原は北京国安と勝ち点11(3勝1敗2分)の同率で並んだが、直接対決での勝者を優先する原則に基づき、G組2位で決勝トーナメントに駒を進めた。水原は今年3月の北京国安戦に0-1で敗れている。

崔秀賢(チェ・スヒョン)記者
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