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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画を阻止するために設けられた「辺野古基金」の共同代表に、映画監督の宮崎駿さん(74)と、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)が就くことがわかった。宮崎さんは8日、「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら、支援するしかないと思いました」とのコメントを出した。

 基金は、普天間飛行場の辺野古移設に反対する経済人や地方議員らが中心となり、4月9日に作られた。集まった寄付は今月7日時点で約1億4100万円。米国メディアに意見広告を出す費用などに充てるという。

 共同代表には既に、昨年亡くなった俳優の菅原文太さんの妻・文子(ふみこ)さんや、沖縄県内でスーパーなどを展開する金秀グループの呉屋守将(ごやもりまさ)会長らが就いている。