輸入車、4月には上昇勢い停滞…韓国車の反撃開始

輸入車、4月には上昇勢い停滞…韓国車の反撃開始

2015年05月08日17時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  先月の韓国での輸入車販売台数が前月よりも18.3%減少し、上昇の勢いが停滞した姿を見せた。韓国の自動車メーカーの反撃が本格化しているところに一部の輸入車ブランドの物量不足などが重なったためと解説されている。

  8日、韓国輸入自動車協会(KAIDA)によれば先月の輸入車新規登録台数は前月よりも18.3%減った1万8202台と集計された。前年同月(1万6712台)よりは8.9%増加した。だが今年1月から先月末までの累積販売台数は7万7171台で、前年同期(6万4146台)よりも26.2%増えた。輸入車ブランドのうち販売量が最も多かったのは先月4136台を販売したメルセデスベンツだった。BMW(3798台)やフォルクスワーゲン(2612台)、フォード(1044台)などが後に続いた。フォードは特にアウディ(1010台)を抜いて輸入車ブランドの4位に上がった。ディーゼルセダンであるモンデオなど新車が相次いで投入されながら販売台数を伸ばしたと業界は見ている。

  円安を背にした日本車ブランドもかなりよい利益を出した。トヨタは今年に入ってから先月末までに2506台を売って前年同期より販売台数を34.6%増やした。同じ期間ホンダも1238台から1624台へと31.2%の販売増加を味わった。ユン・テソン韓国輸入自動車協会専務は「4月には一部ブランドの物量不足と新車発売にともなう在庫減少の影響で販売量の増加傾向が一部停滞したようだ」と説明した。一方、先月最も多く売れた輸入車はフォルクスワーゲンのティグアン2.0TDIブルーモーション(847台)だった。BMWの520d(615台)とメルセデスベンツのE220ブルーテック(441台)も人気を誇った。

  
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