性的暴行容疑で司法当局が捜査　中央アフリカの仏軍兵士

　【パリ共同】フランスの司法当局は７日、中央アフリカに駐留しているフランス軍の兵士が現地の子供に性的暴行を加えた疑いで正式に捜査を開始すると発表した。フランス公共ラジオが伝えた。

　国連の調査報告などによると、２０１３年末から１４年６月までの間、現地のフランス兵１４人が９歳から１３歳までの子供６人に対し性的暴行を加えた疑いがある。

　フランス政府は以前から疑惑を把握していたが、先週英メディアが国連報告について報道するまで公表していなかった。

　フランスは宗教対立が激化した中央アフリカに１３年末から軍事介入している。