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「辺野古基金」共同代表に映画監督 宮崎駿さん
5月8日 21時41分

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に反対する県議会の与党会派が中心となって設けた基金の共同代表に、アニメーション映画監督の宮崎駿さんなど3人が就任することになり、全国に広く賛同を呼びかけていくことにしています。
「辺野古基金」と名付けられたこの基金は、普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する沖縄県議会の与党会派が中心となって設けたものです。
基金の準備委員会が8日午後、那覇市で開かれ、終了後の記者会見で、アニメ-ション映画監督として知られる宮崎駿さんが基金の共同代表に就任することを発表しました。また、沖縄県の基地問題を長年、取材してきたジャーナリストの鳥越俊太郎さんと沖縄県出身の報道カメラマン、石川文洋さんの2人も共同代表への就任が決まったということで、今後、全国に広く賛同を呼びかけていくことにしています。
基金の事務局によりますと、基金には、先月に創設されてから、今月7日までの時点で5100件余り、金額にして1億4000万円余りの寄付が寄せられているということです。基金は、国内外のメディアに、意見広告を掲載するなど普天間基地の移設計画に反対する沖縄県民の意見を国内外にアピールする運動に活用することを想定しているということです。

「辺野古基金」の共同代表に就任することになったアニメ-ション映画監督の宮崎駿さんは「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら支援するしかないと思いました」とコメントしています。

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