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TPP 交渉内容を国会議員に開示で調整
5月5日 11時10分

TPP 交渉内容を国会議員に開示で調整
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、内閣府の西村副大臣は、情報公開が不十分だと指摘されていることを踏まえ、交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧することを認める方向で調整する方針を明らかにしました。
アメリカを訪れている内閣府の西村副大臣は4日、ワシントンで記者会見を開きました。
この中で、西村副大臣はTPPを巡って国会で「情報公開が不十分だ」と指摘されていることを踏まえ、来週以降「テキスト」と呼ばれる交渉内容を記した文書を国会議員が閲覧することを認める方向で調整する方針を明らかにしました。
そして、アメリカの通商代表部の対応を参考に、日本で開示する文書の範囲や閲覧のルールについて具体的な検討を急ぐ考えを示しました。
また、アメリカ議会が政府に強力な交渉権限を与える法案について「TPPの交渉妥結に不可欠だ」と指摘しました。
そのうえで「この法案と、来週15日からグアムで開かれる交渉参加12か国による首席交渉官会合がうまくいかなければ閣僚会合は難しい」と述べ、閣僚会合の開催につなげるためにも法案の早期成立に期待を示しました。

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