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【プロ野球】

広島打線、1回に猛攻10点 巨人の先発・杉内を2/3イニングKO

2015年5月6日 紙面から

巨人に快勝し、お立ち台でポーズを取る広島の新井(左)と前田=マツダスタジアムで(戸田泰雅撮影)

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◇広島13−1巨人

 広島が1回に一挙10点を奪うなど、16安打で今季最多13得点の大勝。1回は新井の2点二塁打や鈴木誠の2ランなど9安打を集めた。前田は7イニングを4安打無失点で3勝目。巨人は杉内が1回も持たずにKOされ、首位から転落した。

     ◇

 1回のスコアボードに刻まれた「10」の数字。今季最多3万1798人が詰めかけたマツダスタジアムのボルテージは、いきなり最高潮だ。五月晴れの空の下で広島ナインが躍動する。打者14人が一気呵成(かせい)に攻め立て、巨人の息の根を止めた。

 1死後、菊池の左前打が猛攻開始の号砲だ。丸の四球で1死一、二塁とし、4番が仕事を果たした。「マエケンが先発。先制点を取れば相手のダメージは大きい」と新井。杉内のスライダーを振り抜き、左中間へ先制の2点適時二塁打だ。

 これで一気に火が付いた。2死二塁から梵の左翼線を破る適時二塁打で3点目を奪うと、鈴木誠が左翼席に2ラン。続く会沢も中前打でつなぎ、打者8人で杉内をKOした。2番手・笠原にも襲いかかり、前田の四球後、田中、菊池、丸、新井の4者連続適時打で5点を追加。球団史上初の初回10得点で、巨人の戦意を喪失させた。緒方監督も「初回10点は記憶にない」と打線のつながりに驚いた。

 新井は1回の適時打2本に続き、3回には左中間突破の適時二塁打。3安打5打点の大暴れだ。自身は幼少期から大のカープファン。ミスター赤ヘル・山本浩二に憧れて野球を始め、そのバットが生み出すアーチに夢を見た。マツダスタジアム初のお立ち台。この日の「こどもの日」は、自分がそのバットで子どもたちに夢を与えた。「カープファンの子どもたちにとっても、僕にとってもいい一日になった」と喜んだ。チームは1カ月ぶりの2連勝。鯉の季節はこれからだ。(市尻達拡)

 

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