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【プロ野球】

新井サヨナラ打 8回には反撃の一発

2015年5月7日 紙面から

阪神−中日 9回裏、サヨナラ勝ちを決め、ナインから手荒な祝福を受ける阪神・新井(中央)=甲子園球場で(横田信哉撮影)

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◇阪神3−2中日

 阪神はこんなヒーローを待ち焦がれていた。新井だ。代打で反撃の一発を放ち、最後はサヨナラ安打。鳥谷、ゴメス、福留、マートンでわずか6本塁打という一発不足のなか、虎の元気印がようやく貢献した。

 9回、関本が押し出しの四球を選んで同点となり、なおも2死満塁。ここで新井は又吉に1、2球目を見逃し簡単に追い込まれた。しかし、2球ファウルで粘り、5球目の外角スライダーをバットに乗せた。打球は中前へライナーで飛んでいった。

 「最高です。こんなゴールデンウイークの締めくくりもあるんですね」

 8回には代打でバルデスの高く浮いたチェンジアップを左中間へ放り込んだ。その今季1号で「空気が変わったのは間違いない」と和田監督に言わしめた。

 昨季途中、腰を痛めて長期離脱した。その影響を引きずるかのように今季も不振が続いた。この試合を迎えるまで、20打数2安打の打率1割。それでも2軍降格の対象にならなかったのは、もうひとつの武器があるから。「声、や」と和田監督が言う。

 「打てないときでも一番声を出すのが良太(新井)。チームを盛り上げてくれる」

 だから出番もやってくる。結果の出ない者同士で試合後は打ち込む。その姿を首脳陣も知っている。一緒に深夜までバットを振った鳥谷からの祝福が、新井には心地よかった。

 「使ってくれた監督、声をかけてくれたコーチやトリさん(鳥谷)に応えることができて、それが一番うれしい」

 2012年9月2日の広島戦(甲子園)のサヨナラ本塁打以来、自身3年ぶり3度目のサヨナラ打。代打本塁打は昨年以来3本目。兄貴浩は、復帰した古巣の4番打者として貢献している。刺激を受けているかと問われると「それは、あんまり」と苦笑したが、弟も負けてはいない。 (吉川学)

 

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