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老朽現庁舎をくりぬき調査へ 伊賀市、第三者委の提案受け

 完成後、五十年以上たって老朽化が目立つ伊賀市中心部にある鉄筋コンクリート造の現庁舎について、市は七日、建物のコンクリートを一部くりぬいて、強度を調べる「コア抜き」をしたい考えを明らかにした。市役所が四十九町に移転した後、市は現庁舎を保存する方針。三重大教授ら三人でつくる第三者委員会が耐震改修できるかを調査しており、委員会は調査の一環として「コア抜き」が必要と判断した。

 同日開かれた現庁舎をどう活用するか話し合う市議会の庁舎整備特別委員会(森岡昭二委員長ら市議七人)で、担当者が明らかにした。

 第三者委員会は、市の委託を受けた公益財団法人「県建設技術センター」(津市)が事務局を務めている。委員会の五月下旬の会議で、コア抜き調査の詳しい内容などを詰め、市は調査に掛かる追加予算などを市議会に諮る方針。すでに委員会の一回目の会議が四月二十九日に開かれ、委員が現庁舎の現状を確認した。

 庁舎整備特別委では、これまでに伊賀上野観光協会や芭蕉翁顕彰会と意見交換をするなど、現庁舎について、解体か新築かも含めて話し合っている。今後はどう活用し、どんな施設が必要なのかを検討し、結論を出したい考えという。

 市は現庁舎を図書館などが入る複合施設に改修し、現在の図書館を芭蕉翁記念館に整備したい考え。だが、特別委では、委員が図書館案を否定したり、芭蕉翁顕彰会が図書館への立地を「不適切」としたり、反対意見も明らかになっている。

(中山梓)

 

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