偏差値についてお話したいと思います。

私がこの業界に入った時、まだ<偏差値は悪いものだ>という風評がありました。

逆を言うと、偏差値がまだ重要視されていた時代です。

偏差値で子供たちを差別することはよくない!

と、いろいろなメデイアで騒がれ、<ゆとり>の方向へ日本は進みました。

偏差値は子供たちを差別するものなのでしょうか?

違います!子供たちを【区別】するものです。

偏差値30の生徒と、偏差値60の生徒が同じ勉強をしていいのでしょうか?

区別しなければいけません。30の生徒は、基礎力を鍛え、半年かけて力をつけます。

60の生徒は、難問に挑戦させ、自立した勉強をさせなければいけません。

でも、30の生徒が60になった時は、60の生徒と同じ方針で勉強します。

だから、差別ではなく、今その子がどの段階なのかを【正しく区別してあげる】。

それがわかるのが、偏差値なのです!

ドラゴン桜というマンガでは、このように偏差値を表現しています。

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『受験生をマラソンランナーにたとえてみよう。ところがこのレース、競う相手が全く見えず、

真っ暗の中足元のコースを頼りに一人で走っているようなものだ。だが、よく考えると一緒に走っている

競争相手は確かにいる・・・。そう、レースに参加している全員が両側を壁で仕切られたコースを

走っているようなものだ!これでは、今自分が何位ぐらいで走っているかわからない・・・。

ここで必要なのがラップタイムだ。5キロを何分で走っているのか?それで自分がどれぐらいのタイムで

ゴール出来るのか予測が出来る。また、過去のレースの記録を知っていれば、今の自分との比較で

何位ぐらいに入れるかも予測できるだろう。このラップタイムにあたるものが、<ものさし>つまり、

偏差値なんだ!』

よく、目標をなかなか持てない、勉強の意欲がわかない、などの悩みを聞く機会があります。

しかも、けっこう頻繁です。

それは、差別と区別の違いを分からない大人が、子供たちから<ものさし>を奪ってしまったからではないかと私は思っています。

受験も結局は、自分との勝負です。競争相手は、実は自分なんです。

でも、自分がどこを走っていて、どれぐらいのペースなのか、ゴールまでたどり着けるのか?

今、どの段階で、どんな勉強が必要なのか?

それを図る<ものさしである偏差値>を、子供たちに認識させることが大事なんです。

しかも、私たち大人が心配しているのをよそに、実は子供たちは数字が好きです!

順位が好きなんです!

でも、負けたりして泣いている生徒を見ると、私も胸が痛いし、苦しませたくありません。

しかし、本来子供は、数字が好きなんです。

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偏差値の伸び方のイメージはこんな感じです。

ずっと右肩上がりで、比例しません。

ある時期まで(半年ぐらいです)ちょっと上向きぐらいです。

でも、ある一定を超えると、劇的にあがる瞬間が来ます!

この曲線のどこに愛する生徒たちがいるのか、どこを走っているのか。

そのことを正しく生徒自身が理解し、目標に導いてあげる。

これが、一番大切なことだと考えています。

これって学校の成績と違いしっかりとした評価だと私は思うのですが。

皆さんは、どう思いますか?