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聖徳太子像破壊された住職「行いは自分に返ってくる」

TBS系(JNN) 5月8日(金)13時8分配信

 7日、千葉県鋸南町の寺で聖徳太子の像が壊されているのが見つかった事件で、寺の住職が「自分の行いは自分に返ってくる」と犯人への憤りを語りました。

 台座から落ち、胸のあたりから上が砕け散ってしまった聖徳太子の像。この事件は7日午後、鋸南町の「鋸山日本寺」で、江戸時代中期に奉納された高さ127センチの聖徳太子の像が壊されているのが見つかり、警察が器物損壊事件として捜査しているものです。

 8日、寺の住職が犯人への憤りを改めて語りました。

 「自分のした行いは必ず自分に返ってきますので。歴史というのは2度と戻ってこないですから、自分たちが非常識な行為をしているということを自覚していただきたい」(日本寺の住職)

 像を囲む柵の中に侵入していた20代後半とみられる2人組の男女が、大きな音がしたあと、走り去るのが登山客に目撃されていて、警察が捜査しています。(08日10:50)

最終更新:5月8日(金)13時8分

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