自民党:若手「ハト派」が初の勉強会 約20人出席

毎日新聞 2015年05月07日 20時49分(最終更新 05月07日 22時38分)

 自民党の若手「ハト派」議員らによる勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が7日、国会内で初会合を開き、約20人が出席した。共同代表世話人の武井俊輔衆院議員が「戦後70年の節目に当たり、戦争を経験された方や戦後のさまざまな局面で活躍した人の声を聞くことは非常に重要だ。幅広い保守の一翼を担うため、学びを深める場にしたい」とあいさつした。

 設立趣意書には「歴史修正主義的な過剰なナショナリズムを排し、保守の王道を歩む」と掲げ、毎回有識者を招いて戦後の歴史に理解を深める。初会合では村山富市内閣から小泉純一郎内閣まで官房副長官を務めた古川貞二郎氏が、保守政治のリーダーに必要な資質や今後の社会保障のあり方について講演した。【影山哲也】

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