橋下徹・大阪市長=三浦博之撮影
大阪市の橋下徹市長は7日、「大阪都構想」の賛否を問う住民投票について、「何度もやるものじゃない。1回限りだ」と述べ、賛成多数とならなかった場合は都構想の実現を諦める考えを明らかにした。市役所で記者団の質問に答えた。
また、都構想が否決された場合の市政運営について、「市政改革は議会の意向で進めたい」とし、市議会の過半数を占める都構想反対派の考えを尊重する意向を示した。
橋下市長はこれまで、住民投票で賛成多数となった場合は次期市長選に立候補する一方、否決の場合は任期満了(2015年12月18日)をもって政治家を辞める考えも表明している。【小林慎】