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台湾与党党首 中台関係強化を強調5月3日 11時59分
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中国を訪れている台湾の与党・国民党の党首、朱立倫主席は、上海で開かれた中台の経済交流などを話し合うフォーラムに参加し、中台関係について、「引き続き前進させていく」と述べ、ぎくしゃくしている中国との関係の強化に取り組む姿勢を強調しました。
中国を訪問中の台湾の与党・国民党のトップ、朱立倫主席は、3日、上海で開かれた中国共産党と経済や文化の交流について話し合うフォーラムに参加しました。
この中で、朱主席は「国民党は責任のある政党であり、歴史のため、次の世代のために責任を負い、勇気を持って関係を引き続き前進させていく」と述べ、中国との関係強化に取り組む姿勢を強調しました。
このフォーラムは、2006年から毎年開かれてきましたが、去年は台湾の馬英九総統が進める中国との融和策に対して台湾の住民の間で警戒感が広がって中台関係がぎくしゃくし、統一地方選挙で国民党が大敗した影響もあって開催されませんでした。
朱主席は、4日北京で中国共産党の最高指導者である習近平国家主席と6年ぶりとなる両党のトップ会談を行い、中国との協調姿勢をアピールするものとみられています。
この中で、朱主席は「国民党は責任のある政党であり、歴史のため、次の世代のために責任を負い、勇気を持って関係を引き続き前進させていく」と述べ、中国との関係強化に取り組む姿勢を強調しました。
このフォーラムは、2006年から毎年開かれてきましたが、去年は台湾の馬英九総統が進める中国との融和策に対して台湾の住民の間で警戒感が広がって中台関係がぎくしゃくし、統一地方選挙で国民党が大敗した影響もあって開催されませんでした。
朱主席は、4日北京で中国共産党の最高指導者である習近平国家主席と6年ぶりとなる両党のトップ会談を行い、中国との協調姿勢をアピールするものとみられています。