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無限世界のウォードッグ 作者:カタザト

エピローグ

「嘘、勝った、の?」

 小屋に戻ってきた俺を見て、アルは目を丸くする。
 その体は、小刻みに震えている。

「ゴールとロックは、自殺したみたいなものだ」

 俺は、感じたことをそのまま言う。

「でも、勝ったんでしょ、そうか、そう……よかった」

 アルの目が、潤んでいる。

「ああ、勝った……都合がいい気がするな、負けるべきだったのか? いや、だが」

 思考が迷路に入り込み、俺はぶつぶつと独り言を始める。

 そうだ、負けるべきだった気がする。
 けれど、負けた方がかつての自分を殺すためにはふさわしいとしたら、それで負ける方がむしろ都合がいいんじゃあないか? いや、だが結果として俺は勝った。敵に向かって刀を振るい、敵の攻撃をかわして、結果として勝った。これは、どっちだ?

「どっちだ、どっちに……」

「ブレイク、疲れているんじゃない?」

 呟く俺の肩に、アルがそっと手を置く。

「……ねえ、ブレイク」

「ん?」

「あなた、あたしのウォードッグになったのよね?」

「ああ、そうだ」

 それは、間違いない。縛られている契約が不完全なものだとしても。俺は、間違いなくアルのウォードッグだ。

「じゃあ、相談に乗って」

「相談?」

 俺は、ようやく思考を打ち切り、アルに目を向ける。
 何の話だ?

「これからのこと。あたし、ヴィエヌの王城に行こうかと思うの。ゴールがいなくなるなら、魔術師と、それにウォードッグも必要になるでしょ」

「……ああ、そうだろうな」

 小国の持つ最大戦力となれば、おそらくミッションに事欠かないのは容易に想像できる。
 ただでさ、唯一の魔術師だったゴールが死んだわけだ。多分、それを知った周辺の国はここぞとばかりにヴィエヌに手を出してくるだろう。
 魔術師とウォードッグの、需要はある。

「ああ、そうだ、それはいいな」

 熱に浮かされたようだ。
 俺はぼんやりと答える。

「うん、やっぱり、このままじゃあ生きていけないし、魔術の腕も磨かないと。いつまでも、不完全な契約でブレイクを縛っておくのは不安だしね」

 にやりと笑ってくるアル。
 ああ、そうだ。それは、その通りだ。

「なら、もっといい環境に行きたい。別に、不思議じゃないでしょ?」

 不思議じゃあない。
 俺が、不思議なのは。

「どうして、それを俺に訊く? 相談するまでもないだろう」

「あら、だって、一応パートナーでしょう?」

「パートナー、か」

 ノイズ。
 頭痛がしてくる。俺は頭を押させる。

「お互いに、含むところはあるけど、それでもこれからは運命共同体じゃない」

 不本意だけど、とアルは肩をすくめる。

 その動作が、俺の頭痛をひどくする。
 ノイズ。

「なるべく、不愉快な思いはしたくないでしょ、お互いに」

 そう言うアルの目は少しいたずらっぽく輝いていて、かつての幼女だった面影をそこに見る。

「契約が、不完全と言ったな。俺を、完全に縛っていないと」

 頭痛。ノイズ。

「ええ」

 不思議そうな顔をするアル。本当に、あの頃のお前にそっくりだ。

「その割に、無防備だな、アル。俺が、今、お前に向けて攻撃したらどうするつもりだ? 契約は不完全なんだ。その可能性はゼロじゃあないだろう? それとも、信用してるのか、俺を?」

 頭痛。ノイズ。
 酷くなっていく。

「え……ブレ、イク?」

 きょとんとした、無防備なアルの顔。

「お互いに恨みもあるけど、これからはパートナーとしてやっていく。二人で、複雑な思いを抱えながらも、困難に立ち向かっていく。そんな物語を、夢見てるのか」

 気分が悪い。
 口からは勝手に言葉が流れ出る。

「都合のいい物語だ、アル。あのブレイクがそんなことはしないだろうという、幻想。ああ、足りないと思っていた。全然足りないと。何が足りないのかようやく分かった」

 熱に浮かされたように俺は呟き続ける。

「そうだ、どんな過程があろうと、これじゃあヒロインを守るヒーローだ。そんな美しい物語は、いらない。俺はそんな物語に組み込まれない。そんな物語は、かつての俺ごと、斬り殺さなくてはいけない」

 そうだ、そうだった。
 どうしてそれに気づかなかったのか。
 頭痛、ノイズ。

「ちょ、ちょっと、大丈夫、ブレ――」

 俺の名を呼びかけたアルの首が、飛ぶ。

 進撃の一撃によって。

 勢いよく飛んだアルの首は天井にぶつかった後、床を二度三度バウンドして止まる。

「俺はそんな物語は許さない。かつての少女と親交を取り戻すなんて、そんな幻想は抱かない。俺はヒーローにならない。ヒロインを守らない」

 言いながら、頭痛がひどくなり、気分が悪くなっていく。

 床に転がるアルの顔を見て、余計に。

 これを、かつての自分は悲しみだとか名付けていた気もするけれど、そんなことはどうでもいい。

「足りない、まだ、足りない」

 首の切断面から血を吹き出しながら、どうと倒れるアルの体を眺めながら、俺は呟く。

 そうだ、足りない。まだまだ、かつての自分を、そんな自分が信じるような物語を斬り殺し続けなれば。破壊しなければ。

「足りない、足りない」

 呟きながら、頭痛に耐えながら俺は小屋を出る。

 どこに行けばいい?
 そうだ、ヴィエヌだ。そこの王城に行けば、もっと情け容赦のない、甘い幻想や都合のいい物語の入る余地のない地獄のような場所へ行けるはずだ。戦場に、裏切りに、策謀に、虐殺に、狂気に邂逅できる。
 そうだ、行かなければ、足りない。まだ足りない。まだ斬り殺さないと。まだ破壊しないと。

「足りない、足りない」

 呟きながら、俺は歩く。
 歩き続ける。




「本当に、殺しやがった」

 ブレイクが呟きながら歩き去って、少しして。
 ブレイクの消えた小屋で、憎悪で満たされた声がする。

 声の主は、ベッドの上に直立している。
 アルだ。
 首と胴体を切り離されたはずのアルが、生きて立っている。

「あいつ、許せない。あたしを殺す気だった」

 目は、さっき見せていたような少女の頃の面影を残したものではない。暗闇のような目が、憎悪でぎらぎらと底光りしている。

「でも、殺した後、ふふっ、気分が悪そうだった。情けない、まだ、人間並みの部分が、どこかに残ってるんだ」

 アルは笑う。
 少女の笑みではない。獣の笑みだ。

「混乱してるみたいだった、あたしを殺して。ふふっ、ちゃんと死んだか確かめもしないし、自分の契約が切れていないことも気づいてすらいない」

 魔術だった。
 かつて、アルが自分の死を偽装した手品程度の魔術。それを、同じように使っていただけのことだ。

 あのロックを殺したとはいえ、ブレイクはまだ魔術や魔力についての知識や感覚はゼロに等しいとアルは踏んでいた。
 だから、さっきはずっと、ブレイクがいつ自分を殺しにかかってもいいように、常に偽装の魔術をかけ続けていた。
 アルは、ブレイクに対して無防備ではなかった。むしろ、欠片も信用していなかった。

「ふふっ、甘い、ふふっ、まだ人間の名残が残ってる」

 舌なめずりをしてから、アルは小屋を出る。

「なら、利用できる。利用してやる。あいつを、ブレイクを利用してやる。ブレイクだけじゃない、国も、この世界にいる魔術師という魔術師も、ウォードッグというウォードッグも」

 目を光らせながら、少女にはふさわしくない力強い足取りで、アルは王城の方向へと歩き出す。そちらにブレイクがいると確信して。

 奇妙な話だ。
 自分を殺すようなウォードッグがいる場所に行ってどうしようというのか。そんな危険な相手を命を賭けてうまく利用するくらいならば、他の場所で、自分の魔術師という特性を活かして、生きていくことを考えた方が安全で効率的だろうに。

「利用し尽くしてやる。使い潰してやる。全部、あたしから奪ったものを、産まれてからの年月を、全部、全部、取り戻してやる」

 だが、もはやアルの目に安全や効率と言ったものは映っていない。

 彼女の目は、ただ、妄執、妄念、業に塗れている。
 ブレイクのそれと同じように。

「取り戻してやる。利用してやる。全部、あたしが奪ってやる」

 深い洞穴のような目の淵を妄執と憎悪で光らせて、呟き続けながらアルは歩いていく。

「全部、全部、利用して、取り戻す。奪い尽くす」

 呟きながら、アルは歩く。
 歩き続ける。
 はい、というわけでご愛読ありがとうございました。

 感想を下さった皆様、ありがとうございます。

 感想へのお返事をここでまとめてしたいと思います。

 まず、タグ詐欺じゃねえかというご意見。
 あと、普通に胸糞悪かったというご意見。
 これに関しては、そのまますいませんとしか言いようがありません。

 ただ、感想の中で、この小説に「なろうでよくある主人公最強ものとかに対する作者の批判」というテーマがあると思っている方がいらっしゃるようなので、ここで言っておきます。

 それは誤解です。
 まあ、誤解させるように書いている部分もありますが(活動報告とか、タグのアンチテーゼとか)

 実際に書いてあるように、この小説には「実在の人物、団体、作品を否定する意図」などありません。

 じゃあ何のつもりだ、と思う方だけこの下をお読みください。
 作者の自分語りですので。







 批判じゃないなら、この小説は何か。

 作者がやりたかったのは、映画で言うなら「フロム・ダスク・ティル・ドーン 」や「ブリッジ」、音楽で言うと「小さな君の手」とかのような、前半と後半で、あるいは事前情報と本編で作品のカラー、ベクトル、ジャンルが違う小説です。それでショックを与えるという、一発ネタ的なジャンルです。

 ただ、それを普通にやるのではなく、メタ的なこともしたいなーと思いました。
 メタ的というとちょっと含蓄あり気ですが(というかちょっと中二病っぽいですね、まあアンチテーゼとかいう単語を使っちゃう時点で中二病ですが)、簡単に言うとせっかく「なろう」でやるんで、「なろう」のシステムや状況を利用した上でそういうものを作ってやろう、ということです。

 ここで言う利用する「なろう」のシステムとは、つまり連載投稿であり、タグ機能であり、活動報告です。
 で、「なろう」の状況とは、見当はつくでしょうが、ある特定のジャンルだけに偏って人気が出ている状況です。
 ただ、余談ですが、これは「なろう」の状況というより、ライトノベルやらアニメやら、あるいは邦画洋画問わずのエンターテイメント映画、テレビドラマなどにも見られる状況です。
 つまりライト層対象のエンターテイメント全般に。その風潮の象徴的な場所が「なろう」という言い方もできると思います。
 余談終わり。

 まあでも、主人公最強モノとか異世界転生、召喚モノ、MMORPGモノが「なろう」の中である特殊な位置づけにあるのは異論のないところだと思います。
 何度も言いますけど、別に作者はそれが嫌いなわけでもないし、この状況を変えたいとか思ってるわけでもありません。
 むしろご都合主義のハッピーエンドで終わらない物語は結構苦手です。

 さて、そのような「なろう」のシステムと状況を利用して、人気のある主人公最強異世界転生者+etcジャンルと見せかけて、連載途中でそれを思い切り否定する小説を作ろう、と思いました。もちろん、タグ機能や活動報告も利用して。

 結果が、この小説です。
 作者としては結構反省点は結構あります。
 まず、それまでのチート部分があまり面白くないです。チートものを書く才能がないんでしょう。
 あと、そのチート部分を長くすれば長くするだけこういう作品ではショックが大きいものだと思いますが、我慢できずに短めでアンチチートに転換させてしまいました。

 ただ、皆様のおかげで完全な失敗作、ということにはなりませんでした。
 前述しましたように、この小説は何らかのショック(別に驚きに限らず、快不快等感情全般)を与えるジャンルに属するものです。少なくとも作者はそれを目指しました。
 ですので、作者にとってこの小説の失敗とは、「無視」されることでした。
 その意味では、この小説は読者様に恵まれたと思います。
 チートの時点でそれなりにお気に入り数、評価点を頂きましたし、なによりもチートからアンチチートへの移行のタイミングでのお気に入り数の増減、評価点の減り方など、とても興味深かったです。

 また感想や活動報告へのコメントも、お叱り、あるいは好評も含めて、あのタイミングで多く頂けました。

 冒頭の辺りを書いている時点で、作者としては「うわー、失敗したっぽいな」と思っていましたが、皆様のおかげで何とか完全な失敗作にはならずに済みました。

 告白してしまえば、こういう小説をこういう発表の仕方をしたらどうなるだろう、という興味が先行して書いた小説ですので、反応していただいた感謝と、申し訳なさで一杯です。
 重ね重ねお礼を申し上げると共に、気分を害された方にはお詫び申し上げます。

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