Android Mではアプリをインストールする前にユーザー自身が連絡先や位置情報など不要なアクセス権限を個別に削ることが可能に-Bloomberg報道-
Posted on 5月 8, 2015
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5/28~29日に開催されるGoogle I/O 2015で発表される予定のAndroid Mでは、アプリをインストールする前にユーザー自身が不要なアクセス権限を個別に削ることが可能になり、プライバシー保護が強化されるとBloombergが報じています。
Androidのアプリのインストールは、これまではインストール時にそのアプリが要求するアクセス権限を事前に表示し、表示されたアクセス権限を許容できるのであればアプリをインストールするか、許容できないならアプリをインストールしないという選択肢しかありませんでした。
Android Mで追加される機能は、アプリインストール時に表示されるアクセス権限一覧からユーザーが不要と判断した権限を削ってインストールできるようになるというもの。
これまでであれば、気に入ったアプリがあってもアクセス権限が壁となってインストールできなかったアプリも、Android Mではユーザー自身がそのアプリに与える権限を選べてインストールできます。
削れるアクセス権限は写真や連絡先、位置情報など数あるアクセス権限の中でも特に深くプライバシーに関わるものも含まれているとのことです。
近年、マルウェア入りのAndroidアプリが増加傾向にあり、トレンドマイクロの2013年の調査では全てのAndroidアプリの中の10%以上に連絡先やメールアドレスを収集して第三者に送信するマルウェアが仕込まれていると報告されています。
Android Mでユーザー自身がプライバシーに関する権限を削除できるようになることで、より安全にAndroid OSを利用できるようになりますね。
source:Bloomberg via:talkandroid
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