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最近発表された決算の結果を見る限り、AmazonとMicrosoftは、他社の追随を許さないクラウドベンダーであるようだ。両社はともにシアトルに拠点を置き、クラウド分野で非常に好調だ。一方は規模を強みとし(AWSは今や50億ドル規模の事業だ)、もう一方は高い成長率を誇っている(Microsoftのコマーシャルクラウドの売上高はまたしても倍増した)。
先に決算を発表したのはAmazonだ。同社は初めてクラウド関連の数字を分けて開示することを決断した。
まずは50億ドルという数字だ。Amazonの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Bezos氏は、これがAWSの事業規模だと宣言し、「今も加速している」と続けた。BloombergのJack Clark氏が強調しているように、それは100万という顧客数と200万台のサーバに相当する。
大きな数字だが、同様に驚異的なのは、49%というAWSの売上高の増加ペースだ。
確かにそれらの数字は印象的だが、さらに印象的なのは、AWSが前四半期に2億6500万ドルの利益を出したことかもしれない。つまり、AWSの利幅はHewlett-Packard(HP)やEMC、NetApp、Red Hatより大きく、IBMとほぼ同じということだ(ただし、Microsoftには及ばない)。Timothy Prickett Morgan氏は次のように説明する。
競争が熾烈な市場のITサプライヤーの利幅とは思えないほどの数字だが、クラウドコンピューティングの利便性とAWS製品群の高度化によって、同社のプレミアムな設定が可能になっている。
業界のAWSに対する見解はまったくの間違いだったことが分かった。エンタープライズIT分野の大手企業は、長年にわたってAmazonの利幅をあざ笑っていた。
事実上、それらの企業が利幅の小さそうなクラウドサービスで自らの手を汚したくないと考えてきたおかげで、AWSは他社に7年も先んじることができた。どの企業もその差を埋めることができないように思える。例外があるとすれば、Microsoftくらいだろう。
BloombergのDina Bass氏が報じたように、Microsoftはコマーシャルクラウドの売上高を再び倍増させた。これで7期連続であるという。
しかし、その「コマーシャルクラウド」の売上高に「Microsoft Azure」が実際に占める割合は、どれくらいなのだろうか。
Microsoftのクラウドの総売上高27億6000万ドルに、「Office 365」などAzure以外のクラウド売上高が多く含まれている(ほとんどかもしれない)ことは明白だが、Azureのみの売上高ははっきりしない。
そこで、Deutsche BankのアナリストであるKarl Keirstead氏の試算を紹介しよう。Keirstead氏はAWSの売上高を、MicrosoftのAzureの約10倍と見積もっている。Jeff Bezos氏が4月下旬に述べたように、AWSは50億ドル規模の事業だ。ということは、Azureは5億ドル規模の事業なのだろうか。
そうかもしれないが、それがすべてではない。Synergy Researchが指摘するように、やはりMicrosoftのAzureは(規模で劣るとはいえ)、今もAWSを上回るペースで成長している。
AzureはAWSに追いつくことができるのだろうか。
それは210億ドルの価値がある質問だ。IDCによると、現在のパブリッククラウドインフラストラクチャ市場の規模は210億ドルだという。
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