鞆の浦架橋埋立計画の代替え案の山側トンネル案。
万葉の時代から栄えた港町の鞆の浦の地形は、海に面して後ろは山、大きな川もない。
小さな沢が約4本。
どこから飲料水を確保したか?というのは一目瞭然。
地下水脈。
後山が育む雨水であり、鞆の浦の町内に点在する“井戸水”だ。
今はそれらの多くが涸れ、機能を果たさない井戸も多数ある。
しかし、水脈は湧き水となり海底にも湧き出ている。
ミネラルと鉄分を多く含んだ湧き水が、
海で棲息する生き物たちの栄養源ともなっている。
山を削るということは水脈の経路が変わり
地滑りが起こる可能性があるかもしれない。ということを誰が否定できるのか?
山側トンネル案を推奨するお偉い先生方は、
それらに対し責任を持って言及されているのか?
無責任に、ただ風光明媚な土地に橋を架け埋め立てるのを反対するためだけに、
軽はずみに申し上げられているのではないだろうか?
そこが知りたい。
山側トンネル案を推奨する、お偉い先生方の名前をすべて記録しておこうと思う。
地権者様方もぜひ控えておいてください。
近年ではこんなことが起きているのだから。
※高尾山問題参照
http://www.sanshiro.ne.jp/activity/01/k02/index.htm
日本のトンネル掘削技術は世界一・・・?
地下水脈経路の研究は・・・?
常夜燈付近の港付近を「鞆の中心部」と考えられている方が多いと思いますが、
そこは「観光の中心部」であって、
山側には由緒ある格式高い沼名前神社、空海が開祖の医王寺、
そして鞆の宝とも言える太子殿のライブカメラと
次代を担う子供達が通う鞆小・中学校があるのです。
地下水脈経路の調査もなく、確たる検証もなく、
この山側トンネル案は、架橋埋立計画と同じく
準備不足の杜撰な計画と考えています。
「日東第一形勝」と呼ばれ、「山紫水明」と謳われたのは、
対潮楼から見た弁天島・仙酔島を含む多島美だとされています。
タグ:鞆の浦山側トンネル案
【◎山側トンネル案の最新記事】