ひろのひとりごと

日本は財政危機ではありません。
日本にはびこっている財政破綻論に異議を唱えます。
「日本経済が頂点に立つこれだけの理由」にて作家としてデビュー致しました。
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私が5月2日にハーバービジネスオンラインに投稿した記事「アベノミクスは失敗」に反論。どうみても雇用は改善しているに菅野氏という方から反論を頂きました。

こちらですね。


とりあえず、私が5月2日に投稿した記事の論点を整理すると以下の通りになるのですが

 ・民主党政権下でも失業率が低下しているが、労働力人口が減っていた。
 ・アベノミクス以降は労働力人口が増加しつつ失業率が改善している。
 →民主政権下とアベノミクス以降では、失業率が改善している事は同じだが、その中身は全く異なる。特筆すべきは「労働力人口がアベノミクス以降で上昇に転じた」こと。民主党政権下での失業率の低下は、ただ単に就職を諦めて就職活動を辞めた人が、失業者にカウントされなくなっただけである。

菅野氏の反論記事では、以上の私の論点を全く突き崩せていないんですよね。どうでもいいところにイチャモンつけているだけで、全く反論として成立していません。

これが疑惑とされた2つのグラフ

 


まず、一つ目のグラフで「失業率」を使っているが2つ目のグラフで「失業者数」にすり替わっているから詐欺だと、言っているわけなのですが、何がどう詐術的で、私がどんな目眩ましをしているのかについての説明や、根拠がありません。
何がダメなんでしょうか?

そもそもなんですが私の記事は、失業率を眺めているだけでは読み取れない「就職を諦めて失業者にカウントされなくなった人」と、「新たに就職活動を開始した人」が、失業者数と労働力人口を見ることによって初めて明らかになるということを説明する内容となっています。

だから、「失業率」→「失業者数」と使い分けるのはキチンと意味がある事なのですが、菅野氏はなぜかそれを駄目だと言っているわけです。

わけが分かりません。

菅野氏は本当に私の記事を読んで、その内容を理解した上で反論されているのか・・・非常に疑問です。
本人のツイッターを見ると私の記事を何度も読んで頂いたらしいのですが、それでこれでは・・・ちょっと残念すぎです。

それから、2つ目のグラフ。菅野氏は「スケールが違いすぎる。グラフは原点をゼロに合わせるのが基本だ」と言っているのですが、原点に合わせるとこうなってしまいますよ。これで何が分かるのでしょうか。


多分、私がスケールを都合のいいレンジに合わせて、擬似相関のトリックを使っているんだと言いたいのでしょうが、残念ながらこのグラフは相関を測ることを目的としたものではありません。
先も説明しましたが、失業者数と労働力人口の増減を見て「就職を諦めて失業者にカウントされなくなった人」と、「新たに就職活動を開始した人」がどう推移したのかをあぶり出すことが目的です。
労働力人口がどのタイミングで上昇に転じたのかが分かれば十分なので、スケール云々とかあまり関係ないのですが。

そもそも

労働力人口 = 就業者数 + 失業者数

なので、相関を見てどうするの?という話です。

ちなみに、詳細な再反論の記事は明日ハーバービジネスオンラインに投稿される予定です。
そちらも読んでいただけると嬉しいです。


反論するのは結構なのですが、グラフ、記事の目的や意味をきちんと理解した上で反論して欲しいですね。 と思われた方はクリックをお願い致しますm(__)m
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