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新幹線高架でコンクリート落下

05月07日 18時22分

新幹線高架でコンクリート落下

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7日朝、大崎市の東北新幹線の高架橋の壁から16個のコンクリート片、あわせて重さ10キロほどが落下しているのが見つかりました。
けがをした人はなく、橋の構造にも影響がないことからJRは列車を通常通り運行させているということです。
JR東日本仙台支社によりますと7日朝8時ごろ、大崎市三本木の東北新幹線の高架橋の下で通りかかった人が複数のコンクリート片が落ちているのを見つけて警察に届けました。
JRが確認したところ、高架橋下の農道で16個のコンクリート片、あわせて重さ10キロほどが見つかったということです。
さらに、高架橋は高さ12メートルの部分でコンクリートの防音壁の一部が、はがれていたということで、JRはコンクリートにしみこんだ水が凍結して膨張するなどして劣化したコンクリートが落ちたとみています。
けがをした人はなく、高架橋の構造にも影響がないことからJRははがれ落ちた部分の補修や周辺の緊急点検を行うとともに列車を通常通り運行させているということです。
この高架橋は37年前の昭和53年に建設され、去年7月に点検した際には異常は確認できなかったということです。
東北新幹線では、ことし2月にも仙台市太白区の高架橋からコンクリート片が落下しています。

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