産経WEST

辺野古反対派の女性「海保が船転覆」と告訴状

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


辺野古反対派の女性「海保が船転覆」と告訴状

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部で移設に反対する抗議活動をした際、乗っていた船(全長約6メートル)を海上保安官に転覆させられたとして、船長の女性=同県=が7日、艦船転覆容疑などで那覇地検に告訴状を提出した。地検は今後、受理するかどうか検討する。

 告訴状などによると、4月28日午前11時25分ごろ、複数の海上保安官が辺野古沖で女性の船に乗り移ったほか、海中にいた保安官1人が船のへりを下側に引っ張り、転覆させたとしている。2月10日午後には船に複数の保安官が乗り込み、転覆寸前まで船を傾けたとしている。

 女性は県庁で記者会見し「命を守るはずの海上保安官が転覆させるのはひどすぎる。二度とこんなことをしてほしくない」と話した。

 第11管区海上保安本部(那覇)は取材に「告訴状の提出を確認しておらず、コメントできない」と答えた。

関連ニュース

【浪速風】辺野古移設は千日手か(4月20日)

「産経WEST」のランキング