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2015年3月27日(金)

PS Vita版『ハーヴェストオーバーレイ』が6月25日に発売。美少女たちと架空のARゲームのクリアを目指すADV

文:電撃オンライン

 TGLは、PS Vita用ソフト『ハーヴェストオーバーレイ』を6月25日に発売する。価格は通常版が4,980円+税で、オリジナルサウンドトラック“HARMONIC REALITY”を含む初回限定版が5,980円+税、ダウンロード版が3,980円(税込)。

『ハーヴェストオーバーレイ』 『ハーヴェストオーバーレイ』
▲通常版パッケージイラスト▲限定版パッケージイラスト

 本作は、戯画より2014年6月に発売されたPC向けの同名タイトルをPS Vita向けに移植したもの。電子化が進んだ近未来の日本を舞台に、架空のARゲーム『ハーヴェスト・オンリアル』を中心とした男女の物語が描かれる。ソフト発売の他、PS Vita用カスタムテーマの無料配信も予定されている。

~ストーリー~

生活から娯楽まで、多くのものが電子化される程度に科学技術が発達した未来。
だけど、そう遠くはない未来。

主人公、奥野薪人は好奇心旺盛でゲームが趣味の学園2年生。

あらゆるゲームをプレイし尽くしてしまい、最近のゲームに不満を感じていた薪人のもとに、ある日ARゲーム『ハーヴェスト・オンリアル』クローズドβ版への招待状が届く。

一世を風靡したARゲーム『チェリー・ブロッサム』を制作したサイメルコーポレーションの待望の新作ゲームというのもあって、期待に胸を膨らませるが、ゲームのジャンルは“ライブゲーム”という初めて聞くジャンル。
なんだこのジャンルはと思いつつも、軽い気持ちで始めてしまうが……ゲームクリアのために色々な人を巻き込んでのちょっとした騒動になってしまう。

義妹のクラスメイトでゲーム好きなお嬢様、学園最強のミニマム先輩や、海で出会った不思議なラッキーガールまで参加することに。
天才プログラマーの義妹が居座っている“次世代部”に入り浸りつつ皆でゲームのクリアを目指していく。

そんなチグハグな彼女たちとともに『ハーヴェスト・オンリアル』を中心に、物語は重なり合い、動き始める。
それは……好奇心を満たしてくれそうな日々が確約された、日常の中の非日常。

■舞台背景

●先進技術特区 八尋市

 主人公たちが暮らす、先進技術試験を目的とした特殊な都市。俗に“AR都市”と呼ばれている。世界で似たような都市は増えつつあり、八尋市もその中の一つ。この都市で選定、試験された技術が一般的な都市へ流通されるため、最新技術の粋を凝らした優れた物がある反面、最早何を意図したのか不明なものもありふれている。

●八上学園

 八尋市にある私立学園。下等部と上等部があり、学園生徒数は2,000人ほど。先端技術特区の学園らしく、学園設備にはARが取り入れられている。

●次世代部

 澄が1人で活動している部活で、名目的には世界に革新的な物を生み出すことを目標にしている。予算も豊富で、つねに最新のゲーム機やスマートフォン、ARデバイスなどのガジェットが揃っているため、薪人をはじめその道を趣味とする人にとってはパラダイス。

 澄のその天才的なプログラム能力とセンスで成り立っているといっても過言ではない。その成果は学園も無視できないものとなっている。

 実際には表向きに“部活”の体を成しているだけの澄専用の個室。澄をこの学園に引き留めるため、学園側が苦肉の策として用意した。

■登場キャラクター

●奥野薪人(主人公)

「あーあ、何か面白いゲームはないのかね」

 ベテランのARゲームプレイヤー。以前は『チェリー・ブロッサム』というARゲームにかなり熱を上げていたが、そのサービスが終わってしまって今は少し無気力になっている。熱中するととことんまでのめり込むが、そうでない時はぐうたら。人付き合いもそこそこするが、それより義妹が心配でいつも傍にいる。ゲームスタイルは、勝つことではなく、いかに楽しくプレイするかということを大事にしている。

●珠姫ゆうか(メインヒロイン)

『ハーヴェストオーバーレイ』

「襲う気だっ、エッチな薄い本みたいにわたしを襲う気なんだ~っ!」

 薪人とは海で一方的に胸を見られてしまった上に、痴女扱いされてしまうという出会いだった転校生。底抜けの楽天家で、一事が万事「そのうち~何とかなるだろぉ~♪」という性格。楽しいことが大好きで、根っからの善良人。みんなを楽しませるためなら恥ずかしいことも突拍子のないことも、何でもやってしまう。時々寒いギャグを言うことがあり、空気を凍り付かせることも。ドジなくせに強運の持ち主。持子と共に桜木荘に住んでいる。

●三神リリア

『ハーヴェストオーバーレイ』

「わたくしは今を生きる女ですから。過去なんて捨てましたわ!」

 市長でもある日本人の父とイギリス人の母を持つハーフ。澄とは小さいころ同じクラスになって以来の唯一の友人で、薪人の事を慕っているのもあり、次世代部によく顔を出す。プライドが高く、自分は全てにおいて優れているという自信がある。しかし脇が甘く、いつも隙を突かれて失敗しているあたりが憎めない。かなり素直な性格で、好き嫌いもはっきりしており、あまり自分を偽らない。お嬢様だけど直球勝負な女の子。

●奥野澄

『ハーヴェストオーバーレイ』

「うん、ヘコんでるお兄ちゃんって最高☆」

 学力はトップクラスで、特にコンピュータ関連の知識は群を抜いている文字通りの“天才”。人間と関わるよりガジェットやコンピュータをいじっている方が数倍楽しい。他人にはほとんど興味がないのだが、兄は別格。お兄ちゃんが好きで好きでたまらない。何とかして主人公に振り向いてもらいたいと思っているが、うまくいかず悔しい思いをしている。薪人に対しては忠犬のように従順だが、他人に対しては至って普通。兄への恋慕を除けば、基本的には常識人。周囲へのツッコミ役になることも。なんだかんだで幼なじみのリリアとは喧嘩しあっていても仲がいい。

●八剣小町

『ハーヴェストオーバーレイ』

「ならば今のうちに私を手篭めにしておくべきだ!」

 普段は寡黙で、不必要なことはあまり話さない凛とした雰囲気を持つ先輩。しかし自分の得意な場面では饒舌に語ることもある。剣道場の娘で、自分の剣術にも絶対の自信があり、ARデバイスを刀剣型のデバイスにしているほど。問題などが起きた場合は、最初は話し合いで解決しようとするが、一度事が起これば武力での解決も辞さない。そういった過去があったせいで、学園では“暴れ竜”と称されてしまっており、本人的にはとても不服。考え方は古風で「処女は結婚初夜で旦那様に捧げるものだ」と思っている。男女関係には非常に疎く、恥ずかしがり屋。

■イベントCG

『ハーヴェストオーバーレイ』
『ハーヴェストオーバーレイ』 『ハーヴェストオーバーレイ』
『ハーヴェストオーバーレイ』 『ハーヴェストオーバーレイ』
『ハーヴェストオーバーレイ』 『ハーヴェストオーバーレイ』
『ハーヴェストオーバーレイ』 『ハーヴェストオーバーレイ』

(C)TGL/iMel

データ

▼『ハーヴェストオーバーレイ(初回限定版)』
■メーカー:TGL
■開発:iMei
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ADV
■配信日:2015年6月25日
■価格:5,980円+税
▼『ハーヴェストオーバーレイ』
■メーカー:TGL
■開発:iMei
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ADV
■配信日:2015年6月25日
■価格:4,980円+税
▼『ハーヴェストオーバーレイ(ダウンロード版)』
■メーカー:TGL
■開発:iMei
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ADV
■配信日:2015年6月25日
■価格:3,980円(税込)

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