五十肩と骨折
つれ合いは超能力者なんです。
浮いてる…
そんなわけないか。
ではひっくり返して…犬神家の一族です。
毎朝15分くらい体操を続けているつれ合い。
わたしは飽きっぽいから何やっても長続きしないが、つれ合いはやると決めたことはず~っと続ける。
それだけは偉いと思う。
去年は五十肩で思うように動かせずにいた肩も、いつの間にか痛みがなくなり、それで逆立ちが復活した。
わたしも一昨年は五十肩でずーっと痛い毎日を送っていた。
起きて仕事などしている時には、痛みも気にならなかったが横になると痛みを強く感じ、痛みで夜中に何度も目をさまし、夜寝るのが苦痛に感じるほどだった。
病院のリハビリにしばらく通ったが、改善されなかったので途中でやめた。
その直後に、ジョコの散歩中に斜面で足を滑らせ足をねじった。
単なる捻挫だと思っていたが、腓骨にひびが入ってギブスに松葉杖という姿になった。
初めて体験する松葉杖は、移動する時に重い体重を両手で支えなくてはならず、見た目よりずっと難しいことを実感した。
五十肩で痛い肩や手頸にまで負担がかかり、家の中では松葉故をやめてキャスターのついた椅子に座ったまま部屋を移動していた。
3週目にギプスにかかとをつけてもらってからは家の中で歩けるようになり、階段も手すりにつかまって一段ずつ上り下りできるようになった。
しかし片足だけ5センチくらいのヒールの靴を履いているようなものだから、バランスが悪くてすごく疲れる。
1か月経過して無事ギブスを外した後でも普通に歩くことができず、しばらくは杖をついての生活が続いた。
結局ふつうに歩けるようになるまでに2か月近くかかって、気がついたら肩の痛みもなくなっていた。
いつの間にか五十肩の痛みはなくなるとは聞いていたが、嘘のように痛みはなくなり、夜中に目が覚めることもなくなった。
一年後につれ合いが五十肩になったので「そのうち治るわよ」と希望を持たせてあげたのに半信半疑のまま痛いと訴えていた。
わたしはつれ合いが様々な痛みを訴えるたびに、女性に比べ男は痛みに対して大げさなような気がしてならないと思える。
わたしが言ったとおり、つれ合いの肩の痛みもいつの間にかなくなり、今ではストレッチ体操や逆立ちに励む毎日をおくることができるようになった。
変な写真をお見せしてしまったのでお口直しに花の写真を。
たわわという表現がぴったりなくらい、たくさんの花をつけた去年のライラック。
今年は反動なのかまったく花が咲きませんでした。
お庭の植物たちがみんな伸びやかで、気持ち良さそうにしているのがいいですね。私は藤棚で行儀よく咲いている藤しか見たことがなかったのですが、こんなに伸びやかな藤を見ると、わけもなくうれしい気持ちになります。