あまりにも知らない人が多すぎるので教えておく。
浦安にあるネズミーランドに電車で行くときは京葉線の東京駅が始発になるが、
東京駅の構内から京葉線ホームまでが尋常ではなく長い理由を知らない人が多すぎる。
あれはわざとああいった作りにしてあるのだ。
ネズミーランドの最寄駅である舞浜駅には、頭におかしな被り物をした奴らや、異様にテンションの高いネズミキ○ガイ共がたくさんいる。
ところが、東京駅の山手線や京浜東北線などではそういった連中はほとんど見かけない。
そう、ネズミーランドでは嘘ではなく本当に魔法がかけられているのだ。
その魔法のせいで、普通ならおかしいと思うような異常行動やおかしなファッションも普通に思えてしまう。
あまりにも魔法が強力なため、現実社会に適合させるにはその魔法を解いてあげる必要が出てくるわけだ。
その魔法が解けるまでの時間を稼ぐために、京葉線のホームから東京駅の主要ホームまではあれほどの距離が離れているわけ。
あそこを歩いているうちに、みな徐々に正気に戻り、自分がどれほどおかしくなっていたかに気づくのだ。