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北海道新聞社社員を告訴 嘱託看護師に「愛人になれ」…と「体触り暴行」
北海道新聞社函館支社の嘱託看護師だった女性が昨年12月の忘年会で体を触られ暴行を受けたとして、女性の両親が7日、暴行と北海道迷惑行為防止条例違反などの容疑で、同社の男性社員2人を北海道警函館中央署に告訴した。
告訴状によると、昨年12月8日夜から9日未明にかけて、函館市内のカラオケ店や居酒屋で女性=当時(40)=の体を触ったり、「愛人になれ」と言いながら体を押し付けたりしたとしている。
父親によると、女性は会社に相談したが2月中旬から心身の疲労で休むようになり、2月21日に自宅の火災で死亡した。
北海道新聞社経営企画局は「社員が告訴されたことは遺憾です。会社として誠実に調査をしているところで、今後も弁護士を交えセクハラの有無などを含めて詳しい調査を行っていきます」としている。