カートで東京観光するのがあまりにも楽しすぎ!これはぜひ一度体験してほしいレベル!!
カテゴリー: ドライブ
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2015/05/01
カートで一般道を走れる理由とは?
バラエティ番組のタレント対決などでよく見るカートのレースだが、実際に乗車したことがあるという人は多くないだろう。本格的なカートに乗ろうと思うと、主に郊外にある専用のサーキットまで足を伸ばす必要があり、ハードルが高いというのも理由のひとつだ。
しかし、東京のど真ん中、秋葉原でカートの運転が出来るところがあるという。秋葉原にサーキットなんかあったっけ?と思っていると、なんと公道を走れるのだとか。それが、カートレンタルのお店「アキバカート」だ。
店長の小山氏によると、「使用しているカートは、道路交通法ではミニカーに区分されます」とのこと。確かに、バンパー、ウインカー、ミラーなども装備されている。
「排気量は50ccですが、一般道の最高法定速度である60km/hで走れるし、二段階右折の必要もありません」と語る小山氏。乗ってみたけど、正直、怖いなと思っていたら、そのオーラを察したのか、背中を押してくれる一言を発してくれた。
「場所柄、コスプレイヤー女子もよく乗りますが、レクチャーを受けて公道を5分程度走れば、すぐに慣れていますよ」
なんでも渋谷くらいまでなら余裕で行けるし、中には名古屋まで走行した強者もいるのだとか。よし。それじゃ、我々もカートで東京観光としゃれ込もうじゃないか。ということで、秋葉原から上野を経由して、浅草、スカイツリーと、下町観光ドライブに出発!!
と、その前に店員さんから運転に関するレクチャー。約10分程度の説明を受けた。
最初は怖いが運転してみると意外にすぐ慣れるかも
カートは左足でブレーキ、右足でアクセルを踏むので、最初は強烈な違和感。しかも、ハンドルに遊びがなく切れ角が小さいので、普段の感覚で操作をしたら曲がりすぎてしまいそうだ。
とはいえ、60km/hのスピードを守り、カーブではしっかりと速度を落とすなど、いわゆる普通の運転をしていれば操作自体に恐怖を感じることはない。10分もすれば、カート特有の挙動にもすっかり慣れた。
そして慣れると、楽しい以外の形容詞が見当たらない。体を覆うものがなく目線も低いので、30km/hくらいの速度でも疾走感がすさまじい。また、ステアリングも自分の意思と完全に連動。さらに、道路の凹凸や継ぎ目などがリアルにお尻に伝わってくる。まさに、車と一体化した感覚だ。
ちょっとした有名人気分を味わえる!?
楽しいのは、運転だけじゃなかった。驚いたのは、その注目度の高さ。停車すると写真を撮られるし、歩道から話しかけられることも度々。特に、外国人観光客は興味津々だったようで「グレイト!」なんてリアクションをいただいた。
カート初体験の福嶌くんは「最初は恥ずかしかったですが、慣れてくるとテンションが上がって、気が付くと手とか振っちゃってました」と、ちょっと調子に乗っていた。ちなみに、福嶌くんでさえ注目される珍しさを活かして、広告やイベントに活用する企業も多いのだとか。
できればカートを日常の足車にしたいが、さすがにそれは難しい。しかし、今年はホンダ S660や新型マツダ ロードスターなどドライビングプレジャーを満喫できる車が登場しているし、中古車でもコペンや旧型ロードスターなど物件数が多い車種が活発に動くことも予想される。運転の楽しさを満喫したい人は、それらの車にも注目してみてはいかがか。