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- 2015年05月06日 21:35
マクドナルドが破滅の道まっしぐら!フランチャイズ化加速でますます衰退か
日本でのマクドナルドの低迷ぶりはひどく、時給1500円どころかこのままだと営業不振で店舗閉鎖が相次ぎ、アルバイトの仕事すらなくなる状況だと思うのだが、マクドナルド、380億円の赤字予想 190店を閉店へ(朝日新聞)http://www.asahi.com/articles/ASH4J5HKDH4JULFA02F.htmlマクドナルドが低迷しているのは日本だけでなく、アメリカも同様のようだ。yahooのトップニュースに、米マクドナルド、世界の9割FC化へ 低迷でコスト削減経営不振が続く米マクドナルドは4日、再生計画を発表した。フランチャイズ形式の店舗数を増やすことなどで、2017年末までに年間3億ドル(約360億円)のコスト削減を実現するという。と出ていた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150505-00000020-asahi-bus_allあー。そんなことしてるからまた衰退・破滅の道まっしぐらなんじゃないの?たまたま先日「マクドナルド失敗の本質」小川孔輔著を読んだ。この本はデータをもとにしっかり分析した良書なのだが、この本によると、マクドナルドはハンバーガー事業をしている企業ではなく、不動産リース事業が主体だと指摘する。ようはマクドナルド本体は、フランチャイズ店に、土地と店舗を貸すことで賃料をせしめて儲ける不動産リース業なのだと。この米国流経営にシフトして大失敗したのが日本マクドナルドだ。日本マクドナルドを創業した藤田田氏がトップの時代は、直営店の方が圧倒的に多く、社員の待遇もよかったというのだが、藤田田氏が退任し、原田泳幸氏が代表に就任すると、米国流経営に徐々に改められ、また、米国流にせよとの本国からの圧力を受けたため、直営店を売却し、次々にフランチャイズ化していった。日本マクドナルドの不振の原因がフランチャイズ化だけではないが、目先の収益を追い求める原田流&米国流により、マクドナルドは、まずい、高い、遅い、汚いの4拍子そろった、どうしようないチェーン店となったのだ。私は1993年から1997年までの4年間、アルバイトだが、マクドナルドのフランチャイズ店と直営店の両方で働いていたことがある。FC店と直営店の両方でマネージャーとして働いていた経験を持つ人は、そんなにいないと思うのだが、私のこの時の経験からするに、FC店と直営店はあらゆる面でクオリティに格差があった。マクドナルドの企業理念にQSCVがあるのだが、Quality(品質) /Service(サービス) /Cleanliness(清潔さ) / Value(付加価値) FC店はすべてにおいて直営店に劣っていた。私が20年前に働いた2店舗での比較に過ぎないので一般化はできないと思うが、まるで違うブランドの店といっても過言ではなかった。もちろん直営店の方があらゆる意味で上。商品を作る丁寧さ。接客対応の良さ。マニュアルを厳格に守り、品質を保つことをはじめ、店内の清潔さしかり、アルバイト店員の仕事のレベルやモチベーションも段違いだった。私なんぞ、FC店でマネージャーになってから直営店に移ったのだが、直営店ではマネージャーレベルに達していないとみなされ、それどころか末端のアルバイトにも「そんなことも知らないんですか?」と言われる始末で、直営店ではすぐマネージャーから降格し、末端アルバイトからやり直し、マクドナルドのQSCVを叩き込まれることとなった。FC店で培った技術は、いかに少ない人数で、いかに要領よく、いかに必要最低限だけのことをやって、利益を得るかに集約されていたように思う。しかし直営店はまったく違った。目先の利益よりマクドナルドのブランドや誇りを第一に考え、それがアルバイトにまで浸透していたのだ。だから時給1500円なんかもらえず、マネージャーでも時給830円にもかかわらず、なぜか自主的に1時間前に出勤したりして、店のサービスがよりよくなるための改善提案レポートを書いたりなんかしていた。まあもちろんこれは私の経験でしかないから、他のFC店や直営店がどうだったかはわからないし、2000年以降のFC店や直営店がどのようなスタンスで、仕事に取り組んでいたのかはわからない。ただFC化を進めれば進めるほど、どんどんQSCVは落ち、株主も本社もFCも現場も目先の利益を追い求めるために、あらゆるサービスの質を落としていくことになるのではないか。それが結果としてマクドナルドの客離れにつながり、今の日本マクドナルドの破滅的衰退をもたらしたのではないか。本業であるハンバーガー業やサービス業の改善はさておき、不動産賃料で手っ取り早く金が稼げるから、コストのかかる直営店をどんどん潰して、フランチャイズ化しちまえば、本社のコストは削減され、利益は上がるから一時的に数字的には再建できるのかもしれないが、そんなことしたら、ますます現場も目先の利益を追うため、サービスもひどくなり、客離れが進行するという、日本マクドナルドが犯してきた失態を全世界で繰り返すことになるのではないか。しかもFC化を進めて、FCに店舗運営やメニュー、価格設定など、自由裁量があればいいが、FCに裁量はほとんどないため、もはや他の日本の外食産業には太刀打ちできない高価格のメニューや、単に長居するだけが目的の人しかこない100円メニューの併用により、客はいるけど単価は低く、今まで中価格帯のセットメニューで、ビジネスマンやファミリー層を取り込めていたのを高価格で逃し、でもメニューは以前に比べてやたら増やされたので、店舗の運営には手間がかかるという負の遺産は押し付けられるため、もはやマクドナルドはスタバか吉野家かはなまるうどんに鞍替えするぐらいしか、立ち直る方法はないんじゃないかというところまで追い込まれている。短い期間での数字的成果を求める米国流経営のせいで、短期的に売り抜ける株主だけは儲かるのかもしれないが、企業として社会にしかるべき価値を提供することを放棄した、フランチャイズ化促進により、マクドナルド破滅のカウントダウンはさらに早まったのではないか。私もアルバイトした後もマクドナルドはかなり高頻度で利用していたけど、2000年半ばぐらいになってからめっきり利用しなくなった。このままだとほんと全部がスタバに鞍替えなんてことになってしまうかもしれない。不動産リース業に転身するなら、マクドナルド店である必要はなく、今、好調な外食店に貸せばいいだけの話。米国流なのか何なのかわからないけど、目先の利益を追い求める企業は早々に潰れるんじゃないか。食の健康志向が高まっているうんぬんだけではなく、マクドナルドは完全に自滅パターンだと思う。・マクドナルドのことがわかる良書「マクドナルド失敗の本質」小川孔輔著※ちなみに私が思うマクドナルド復活プラン・メニューを少なくし、あらゆる手間やコストの削減・高価格路線はやめる・100円メニューなど単品長居させるメニューはやめる・400円、500円、600円の3価格帯のセットメニューの復活・時間や地域での価格変化をやめる・米国本社との決別
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