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〈中川郁子〉が本誌記者に不敵な笑み「お詫び行脚が楽しみです」
中川昭一元財務相(享年56)の七回忌を迎える今年、中川家にまたも悲劇が訪れた。妻、中川郁子(ゆうこ)農水政務官(56)の道ならぬ五十路の恋が露見したのだ。衝撃の不倫路チューから二カ月。逃げ続けてきた地元・十勝へのお詫び行脚の日程がようやく定まった。
三月五日に『週刊新潮』が報じた中川氏と門博文代議士(49)の路チュー写真は永田町を騒然とさせた。
「相手は妻子持ちで、全然イケメンでもない門氏。比例復活でしか当選できないほど選挙に弱い、さえない男となぜ? という声が絶えなかった」(政治部記者)
デートのタイミングも最悪で、上司である西川公也農水相(当時)が辞任した当日だった。
「『政務官の資質に問題あり』と野党から厳しい追及を受けることになりました。当時は下村博文文科大臣がカネの問題で炎上していた真っ最中。官邸はドミノ辞任を避けるべく、郁子氏を続投させることにしました」(同前)
「酒に酔った勢いで」「二人きりで会ったのは一度きりで不倫はしていない」などと苦しい言い訳で逃げ切りを図った郁子氏だったが、醜聞はさらに続いた。逃げ込んだ病院の病室内で隠れてタバコを吸っていたことを小誌にすっぱ抜かれてしまったのだ。
「退院後も国会内では、びくついた様子でした。ある採決の時、うつむいて登壇する郁子氏にある議員が『堂々と前を向いて歩いていいぞ!』と野次ると、より深くうつむく始末。所属派閥の領袖の二階俊博氏からは『目立たぬように』と注意を受け、派閥の会合にも顔を出さず、大人しくしています」(自民党議員)
子供もかなり恥ずかしい思いをしたようで、
「特に同居しているフジテレビ勤務の長女からは、自宅で怒鳴られ続け、反論もできなかったようです」(事務所関係者)
ともあれ何とか永田町と家庭という二つの修羅場を乗り切った郁子氏。だがこの間、最も大事なお詫び先を後回しにしてきた。地元・十勝である。
「報道直後から支持者たちはカンカンでした。しかも、本来真っ先に地元に詫びに来るべきなのに、入院や公務を理由に逃げ続けてきた。ようやく、四月二十九日からの地元入りが決まりましたが、大荒れが予想されます」(地元後援会関係者)
特にスキャンダルの影響を受けたまま、統一地方選を戦うことになった自民党関係者たちは怒り心頭だ。
「郁子氏は報道の二週間ほど前に、直系の新人道議候補の事務所にやってきて、『スキャンダルや選挙違反に気をつけるように』などと、偉そうに訓示を垂れていたのです。その候補は郁子氏の不倫報道の影響をもろに受け、前任の道議が集めた票を一万票近くも下回って惨敗しました。特に厳しかったのが女性票です。行く先々で『あんなふしだらな女が……』と直接関係のない我々までが叱られてしまうのです。この落とし前をどうつけてくれるのか楽しみですよ」(地元自民党関係者)
だが、郁子氏を地元入りの五日前に都内の自宅で直撃すると、針の筵が待つはずなのに余裕綽々、不敵な笑顔でこう答えるのだ。
「久しぶりの十勝なので楽しみにしています」
唖然とする記者に郁子氏は呑気にこう続ける。
「もう、あっちは大分あったかくなっているでしょうしねぇ。久しぶりなんで、本当に楽しみです」
二十九日、十勝に嵐が吹き荒れるのは必定だ。
「週刊文春」2015年5月7日/14日 ゴールデンウィーク特大号
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