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「サルの名前はすべて無かったことにします」――高崎山赤ちゃんザル命名騒動の行き着く先に見えるションボリな結末

高崎山の赤ちゃんザル公募命名で話題が集まる

批判を浴びせた人々は、いわゆる「クレーマー」ではないという点だ。自分が何か実害を被り、補償を求めているわけではない。とにかく正論を突きつけて、相手をやり込めたい—そんな動機に駆り立てられた人々なのだ。

現代ビジネスの「右を見ても、左を見ても「正論バカ」が日本を滅ぼす なんでも「シロ」「クロ」つけないと、納得できない人が急増中!」に出てくる一節なのですが、この記事を思い出す話題が現在進行中です。

そう、高崎山の赤ちゃんザル公募命名の話題です。

大分市の高崎山自然動物園は6日、この日に誕生した今年最初の赤ちゃんザル(雌)を、公募で最多だった「シャーロット」と名付けたと発表した。(毎日新聞

命名については人それぞれ思うところがあるでしょう。それはごく普通の事なので異論はありません。

気になるのは批判する人の行動

引き続き毎日新聞の記事から。

6日に名前を公表した直後から、ツイッターなどで情報が拡散。電話やメールで「なぜサルに王室の名前を付けるのか」「問題は日本国内にとどまらないぞ」などの批判が計約300件寄せられた。多くは県外からで、入園者からは特に批判の声はなかったという。

最後の一文「多くは県外からで、入園者からは特に批判の声はなかったという」がすごく象徴的です。批判の声を寄せたのは高崎山に足を運んだことが一度もない、という人が大半なのだろうと推測できます。

別の見方をすると、批判の声を寄せた人の行動も透けて見えます。

高崎山自然動物園に批判が寄せられているということがニュースになるということは、マスメディアがこのことを「知るきっかけがあった」ということですよね。

簡単にいうと、批判の声を寄せた人は高崎山自然動物園だけではなく、マスメディアにも批判の声を伝えていたのでしょう、きっと。

そして行き着く先にあるものは「誰得」でもないションボリな結末

現代ビジネスの記事からの一節です。

今の時代、最初は1〜2名からの批判でも、ネットが増幅器の役割を果たし、何十何百倍に膨れ上がる可能性がある。そして、それがまるで世論であるかのような認識をされてしまう。そうなってから反論したとしても、企業に得るべきものはなく、リスクのほうが大きい。なので、企業側は先回りして自粛するわけです

マスコミを巻き込んでの赤ちゃんザル命名騒動ですが、行き着く先にあるものは「誰得」でもないションボリな結末が想像できます。それは…

「サルに名前を付けるのをやめます」

サルに名前をつけるのなんてリスクが高すぎてやってられません。

ベンツ」なんて、いつ本家から批判が寄せられるか分からないのでなかったコトにしましょう。銅像も撤去、書籍も全部回収。

「さしこ」。ああ、恐れ多い。アイドルの愛称を名前にするなんて。残念ながらすでに亡くなっているけれど黒歴史、黒歴史。

ジュピター」。なんてことだ、神様の名前なんて。自粛、自粛。朝倉文夫作の銅像も撤去。

…「誰得」なのでしょうか。

高崎山自然動物園においては今回注目を集めたということで、プラスに働くような結果が出ることを期待しております。

参考情報

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