三田市の歴史ポイント|vol.10:金心寺について
天神3丁目にある金心寺について紹介してみたい。
金心寺について
金心寺は、明治2年に屋敷町の場所から移転してきたらしい。だから屋敷町のかつて金心寺があったと思われるところからは、7世紀後半から終わり頃と考えられる瓦が出土している。
現在の金心寺には、古代寺院の柱を支えたであろう礎石が安置されているし国指定文化財の「弥勒仏坐像」や「不動明王立像」などが祭られている。
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藤原鎌足の子である定慧という僧侶が建立
金心寺は、天武天皇の白鳳7年(678)、唐から帰ってきた藤原鎌足の子である定慧という僧侶が建立したという伝説が残されている。この伝説に伴ってか、先に紹介した「弥勒仏坐像」は渡来人である漢山口直大口(あやのやまぐちのあたいたいこう)という人が作ったと伝わっている。また三田の地名もこの寺に「恩田、悲田、敬田」の三つの田を施入したからだという説がある。
この寺や仏像については、金心寺からパンフレットが出されており、また三田市教育委員会からも文化財の情報冊子が刊行されているのでそれらを参考にしてほしい。
三田市教育委員会の文化財の情報冊子について
金心寺のすぐ裏にはフラワータウン武庫が丘に繋がる住宅地が立ち並んでいる。今の三田と1869年(明治2年)の金心寺がこの地に移ってきた頃と比べてみると大きな環境の変化が起こっている。しかし、この寺の境内は、明治の環境がそのまま残されている。私の好きな歴史ポイントの一つである。
金心寺の場所
兵庫県三田市天神3丁目28−45
歴史マニアオヤジ
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