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誰かの妄想・はてな版

2015-05-02

政権の気分次第で史料が廃棄されるようでは公的な博物館には史料を寄贈できないしすべきでもないね

安倍政権極右勢力が否定している南京事件関連の史料が廃棄されたようです。

 また、「南京大虐殺」のコーナーに展示されていた中国人の頭部とされる写真や、女性や子供を含む遺体の写真などは著作権の許諾処理がなされておらず、信憑性を疑う意見もある上、保管場所にも余裕がないため廃棄処分した。

http://www.sankei.com/west/news/150430/wst1504300009-n2.html

時の政権首長の意向で特定の歴史資料が廃棄されるよう国だとは思ってませんでしたので、とうとうここまで来たかという思いですね。死蔵ですらなく廃棄とはね。

もちろんこれで終わるわけではないでしょう。

この状況が大して批判もされず黙認されることで、他の公的機関でも同様の圧力に容易に屈して政権に都合の悪い史料の廃棄が“自発的に”行われるでしょうね。

橋下流、安倍流、日本流焚書です。

このようなことは歴史に対する冒涜ですし、こういう状況になった以上、政権の意向を強要されるいかなる博物館に対しても資料の寄贈は避けるべきというしかありません。

rawan60rawan60 2015/05/03 02:09 「南京大虐殺」は消え、「南京事件」の文字が僅かに年表表示しているだけ。「慰安婦」は一切の表示が抹消。前史や加害思想が取り除かれ、日本の被害と戦後復興だけを強調した隠蔽思考、被害者思考の「日本の戦争観」そのままを反映させた箱になり下がりました。

ガラクタ童子ガラクタ童子 2015/05/03 11:23 橋下になってから完全に大阪はおかしくなりましたね。

それはそうと、こうした施設は「反対意見があったから」という言い訳をよくしますが、その数は10件だったり20件だったりします。わずかのクレームに屈してしまうのがお役所の腰抜けなところです。

「反戦・非戦」をテーマにした催しのために会場を借りようとすると「政治主張にあたる」と利用を拒否する自治体も安倍政権になってから見えるようになりました。
「反戦・非戦」は憲法に書かれている日本の国是です。これを「政治主張」というのなら、「危険ドラッグ追放」や「飲酒運転をやめよう」のスローガンを役所の壁にベタベタ貼るのも政治主張として禁止するべきだと思います。

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