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投資ファンドの日本企業買収・出資が最多
5月7日 4時01分

投資ファンドの日本企業買収・出資が最多
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海外や国内の投資ファンドが、日本企業を対象に行った買収や出資の件数は昨年度、375件に上り、これまでで最も多くなったことが分かりました。
企業買収などを仲介する専門会社「レコフ」の調べによりますと、昨年度、海外や国内の投資ファンドが日本企業を対象に行った買収や出資の件数は375件に上りました。
これは前の年度より103件増加し、リーマンショック前の平成19年度の件数を超え、これまでで最も多くなりました。
また、ファンドによる買収や出資の金額も7990億円余りと、前の年度のおよそ2倍に増えています。
こうしたファンドの動きが活発になっているのは、事業の選択と集中を進める大手企業から事業を買い取るケースが増えていることや、ベンチャー企業への投資が広がりを見せていることが主な要因です。
調査を行った会社では、「企業の再生で実績を上げるファンドが増え、その役割が経営者などから評価されるようになってきた。買収などの動きは今後も活発になっていくとみられる」と話しています。

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