触れるゼータ関数(フルエディション)/tsujimotterさんのノートブックより
3Dプリンタ技術によって、本来手で触れることのできない関数が、298,999円(素数)で購入できるようになった。
理解が追いつかない…… が、とにかくすごい(らしい)!
「公式放送 第8回ニコニコ学会βシンポジウム~現実性を超えて~@ニコニコ超会議2015」スクリーンショット/tsujimotterさんのノートブックより
今回、その中で披露された「触れるゼータ関数」が、ユーザーが自作の3Dデータを投稿して3Dプリンタで出力・販売できるDMM.makeによって商品化。
商品説明には、
とある。リーマン・ゼータ関数の複素平面 (実部 -11 から 14 まで,虚部 -50 から 50 まで) のプロットデータ(※1)を,3Dプリンタで出力しました。
本作品は,虚部の範囲が広い「フルエディション」です。
ゼータ関数のゼロ点は,なんと 20 個!(※2)
もちろん,すべてのゼロ点は,実部が 1/2 の直線(クリティカル・ライン)の上にのっていますよ。
(※1)ゼータ関数の関数値としては,絶対値を用いており,高さ方向は5倍に強調しています。
(※2)ただし,複素共役を重複して数えています。
なるほどわからん!
触れるゼータ関数(ミニエディション)/tsujimotterさんのノートブックより
「フルエディション」と、「フルだとゼロ点がちょっと多すぎるな」という人向けの手のひらサイズ「ミニエディション」も用意されている。そちらは全9色のカラーバリエーションから選ぶことができ、値段はナイロン素材のホワイトで4,447円(素数)、その他のカラーは各4,999円(素数)、そして石膏バージョンが4,001円(素数)となっている。
また、298,999円(素数)という高額販売となるフルエディションの購入特典として、「tsujimotterに数学を語ってもらえる券」のプレゼントも!
ゼータ関数を触りたくてたまらないという奇特な方は、是非とも注文してみてはいかがだろうか?
また、販売者のtsujimotterさんが「ニコニコ学会β」のシンポジウムで「触れるゼータ関数」を紹介した放送は、ニコ生のアーカイブでも視聴いただける。
関連商品
素数はなぜ人を惹きつけるのか (朝日新書)
著者:竹内 薫
発売 : 2015年2月13日
価格 : 778円(税込み)
販売元 : 朝日新聞出版
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