被リンク0でも検索2位!SEOで順位を劇的に上げる5つの方法
GWは中々アクセスアップが難しいなと思う今日この頃です。
さて、今日は、SEOであまり見られない(と思う)被リンク0のページが月間検索回数5,400回のミドルワードで検索2位まで上がりました。せっかくなので、何をどうやったら順位が上がったかについてシェアしたいと思います。
たまたまやろと言われると、身も蓋もないのですが、自分なりに仮説を立てて改善をしてきた結果なので、参考になるのではないかなと。
実験台となったのは、以前私がやってたブログです。恥ずかしい限り。。。
1年近く新規のエントリーは入れておらず、今回紹介するページは約1年越しでの検索2位になったという涙無くして語れない話です。
実際に本日(2015年5月6日)時点の検索結果は、こんな感じです。スマホだと3位です。
被リンクもゼロです。外部対策はボロボロです。しかし、逆を言うとキーワードによっては、内部対策だけで上位に上がれるという証拠でもあると言えます。
ソーシャルもTwitterが3ツイートのみ、まるで地方の商店街ちゃうかというくらいに閑散としています。
しかも、競合は、教えてgoo、NAVERまとめ、KDDI、ロケットニュースなど超大手やのに善戦してます。なんか孤軍奮闘っぷりに泣けてきた。。。
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ユーザー志向にたってみたつもりが良かった
先に結論を書くと、ユーザー志向を考えて実施した改善が功を奏したと言えます。
具体的には、
- 検索するユーザーの目的をくみ取った改善
- 見やすさ・読みやすさの改善
の2つを軸にブラッシュアップしていきました。
そもそもの前提
まず、このブログはSEOに強いと言われるWordPressで構築しています。そのうえ、テーマはSEOに強いレスポンシブ対応した賢威を使っています。(CSS・PHPのカスタマイズは少々)しかも、プラグインはXML sitemapやPubSubHubbubなどを利用しています。SEOで言う内的対策の基盤は万全といっていい状態ではあります。
他には、そもそも文字数は1000文字は超えるように意識していました。少ないと低品質ペナルティーをもらう可能性があると思ったからです。はい。
あとは、暇があればスマホでアナリティクスみたり、ウェブマスターツールを見たりしていました。今回の事例のページも、アクセスが増えてきたので、流入ワードを調べてブラッシュアップしていったという背景があります。
PDCAが重要
重要なのは、PDCAを早く回すといったことです。ビジネスでは当たり前ですが、仮説をたてて実行策を立案し、実行、検証、改善といった一連の流れを回すのですが、このサイクルを早く回せる企業やチームは非常に強いし結果を上げていっています。Webでもプロはやっています。ブログでもWebサイトでもそうですが、Webに公開しているということは、そういったプロと同じ土俵にたっているということは頭の片隅にでも置いておいた方がいいと思います。
実施した改善内容をGoogleアナリティクスのメモに残しておくと、その日を境としたアクセスの増加など追えるので便利です。
グラフの下のプルダウンをすればメモを残せます。
1.コンテンツのリライト
ここからは、具体的に実施したことを、効果があったのではないかと思われる順に紹介していきます。
まずは、リライト。どうやら24回修正してるみたいです。こんな感じの修正頻度です。
文体はあまり変えていませんが、リード文は結構変えました。これは、検索ユーザーの意図をくみ取った改善です。いわゆる
しました。このコンテキストを読むのは結構カンタンで、上位表示している他のページの内容から汲み取ればいい訳です。他にも調べる方法はありますが、それは企業秘密ですw。
2.ページタイトルの改善
超重要なページタイトルも変えています。といっても、このケースでは1度しか変更していません。
【実録】ソフトバンクiPhoneにきた迷惑メールに返信したらこうなった
↓
【実録】迷惑メールにガチで返信したらこうなった
これは、投稿したタイミングで狙っていたキーワードであまりアクセスが来ていないことに気づいたので変えました。『ガチ』とか入れて少し煽ってみたりもしてます。
3.descriptionの改善
結構、私がよくやるテクニックとして、このdescriptionをいじります。SEOのランキングには影響はないと言われていますが、クリック率には影響があるからです。これについては、以前も書きました。
参考Google公式のSEO対策マニュアルを易しくかみ砕いてみた
Googleの検索エンジン最適化スターターガイドから抜粋すると、
description メタタグは、Google がスニペットとして利用する可能性があります。
ただし、「可能性がある」という表現に留めている ことにご注意ください。ページの中にユーザーの検索キーワードと の関連性が高く、スニペットとして利用するのにより良いテキスト がある場合は、その部分を使うこともあります。
検索結果の概要に表示される可能性があるので、それを見越して最適化させます。
これも当然、検索キーワードを盛り込んだ内容にします。そうでなければ、スニペットとして利用されませんので。
4.見た目の改善
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、文字は大きめに設定しています。PCで文字が小さいと見にくいなと思っていましたので。
他には、強調などの文字装飾も細かく施してみました。
厳格にガチガチでしている訳ではないですが、この強調の色にも意味があって使い分けてみました。このあたりは、いつか書いてみようと思います。
5.no follow設定
最後に、6位から2位に一気に上がったのは、このno follow設定をしたら順位が上がりました。具体的には競合にいるロケットニュースへのリンクにno followを入れたら順位が逆転しました。
よくよく考えてみると、リンク貼ってるページよりは、上位には上がらんよなぁと思ったのでやってみました。
WordPressであれば、テーマやプラグインで設定できます。自分の場合は最強のSEOテンプレート 賢威を使っており、投稿画面から設定しております。
余談ですが、ブロガーの方でエディターを使って投稿している方をお見かけしますが、私は、WordPressの管理画面からの投稿しています。理由は、装飾やnofollow設定など細かく行うので、エディターだと多分そこまでできないので使用していません。Macユーザーに絶大な人気を誇るMarsEditも買ってみましたが、使っていません。(使いこなせていません、が正しいかも)
まとめ
検索順位の推移はこんな感じです。
10位を彷徨ってました。
descriptionの変更や読みやすさの改善を行っていた時期です。
徐々に順位が上がってきました。
descriptionをスマホを意識して50文字内でクリックしたくなるようにしたり、リンクをno followにしたら2位まで上がりました。
既にエントリー済みの投稿でも、ブラッシュアップすれば順位が上がるという良い事例だと思い紹介しました。とはいえ、Googleは日々アルゴリズムの改良を行っています。また、順位というのは相対的なものでもあるので、これをやったから確実に順位が上がるという訳ではないと思います。
ただ、10位くらいまでいって、そこからブラッシュアップしていきたいと思った時にはここに書いてる改善を実施してみては順位が上がるかも知れません。とはいえ、下がる可能性があるので、自己責任でお願いします。クレームは受け付けません。自分なりには、他のサイトや他のワードでも上位に上がった実績があるので、自信はありますが。
折角なので、今後はビッグワードも狙っていきたいと思います。