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よろしく、お願いいたします。
今日から「大道」が始まりました。しっかり、学んで参りたいと想います。
皆さんも、ご存じの通り、「大道」とは、恩師が「大道書房」を始められたことに因んでいると思われ、まさに、池田先生が、戸田先生のご生誕の日に、この連載を始められる意義を噛みしめているところです。
戸田先生が、ご自分の会社に「大道」と冠したのは、友人であった作家、子母澤寛の小説「大道」によるもので、これは、土佐藩の執政、野中兼山を書いたものです。そのことを、かつて池田先生は、「全国県長会議」のメッセージで教えて下さいました。
ところで、“大道”というタイトルから、先日(2月2日)の紙面に載った、聖教客員編集委員の横田正夫さんの「アメリカの知性探訪」を思い出していました。彼がアメリカに赴任した直後、ニューヨークでの先生との懇談で伺った話だそうです。
「高速道路を北上すればボストンに行くことができる。ただ正しい軌道を走りながら、実は道に迷っていることがある。“何のため”という目的を見失ってしまった時だ」
昨今のニュースを知る限り、意味が物凄く深いと私は思っています。断じて“大道”を見失ってはなりません。
戸田先生の生誕日のこの日です。「追撃の手をゆるめるな!」という叱咤を、改めて思い出したいものです。
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