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「出世の本懐」についての論証

 投稿者:Takeda  投稿日:2015年 2月11日(水)18時40分26秒
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  1.数理統計学とコンピューターを用いた分析により日蓮大聖人の著作であると証明された「三大秘法禀承事」によれば、日蓮大聖人の「出世の本懐」とは本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇のいずれかを指している。

2.本門の題目は、弘安二年当時既に広く開示されていたので、改めて「出世の本懐」として世に出す必要は無い。

3.本門の戒壇は、弘安二年当時の状況では実現不可能だったので、日蓮大聖人が弘安二年に出す「出世の本懐」ではないことが明白である。

4.したがって、弘安二年に初めて世に出せる「出世の本懐」とは、本門の本尊以外にはありえない。もし「出世の本懐」が本門の題目であるとあくまで主張するのであれば、弘安二年の前後で題目の意義がどう変化しているかを論証しなければならない。しかし、学会本部及び洗脳されている学会員は、それについて一切論証していない。

5.ゆえに「聖人御難事」で言及された「出世の本懐」とは弘安二年十月十二日御図顕の一閻浮提総与の大御本尊である。

6.以上により、弘安二年十月十二日以前に書かれた御本尊は本門の本尊ではないので、「日蓮大聖人御直筆の御本尊は全て本門の本尊である」という原田会長と学会教学部の主張は明らかに間違っている。
 
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