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投稿者:武田
投稿日:2015年 2月12日(木)01時11分38秒
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>一番わかりやすいのは、大聖人が御本尊の脇書に「日蓮出世の本懐 一閻浮提総与 大御本尊」と認めてあればいいのですが、そのような本尊は存在しないでしょう。
弘安二年十月十二日付の御本尊に
「本門戒旦之願主弥四郎国重」
と記されています。
本門の戒壇に安置されるべきことが明白な御本尊であって、これが理由で一閻浮提総与の大御本尊と呼ばれているのです。
これ以外に三大秘法禀承事の内容に該当する御本尊(本門戒壇用と明示された御本尊)はありません。
したがって、この脇書が後世の他人による加筆であると証明されない限り、この御本尊を日蓮大聖人の「出世の本懐」と考えるのが妥当です。
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