産経ニュース

目的は日本への「共同対処」…慰安婦問題めぐり、南北団体が中国で協議

ニュース 国際

記事詳細

更新


目的は日本への「共同対処」…慰安婦問題めぐり、南北団体が中国で協議

 韓国で旧日本軍の元従軍慰安婦女性らを支援している市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)と北朝鮮の「朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会」が、中国陝西省西安市で3、4両日に会合を開き、慰安婦問題への共同対処を協議したことが6日、分かった。

 毎週水曜日にソウルの日本大使館前で慰安婦問題での日本の姿勢に抗議する「水曜集会」で、挺対協の尹美香常任代表が明らかにした。南北両団体は、朝鮮半島の植民地支配解放から70年に当たる8月へ向け、連携を強めるとみられる。

 韓国政府は1日、南北の民間団体の交流活性化を支援すると表明。5日にも、2000年6月に発表された「南北共同宣言」の関連行事開催へ向け、南北の団体関係者の接触が中国・瀋陽で行われたと報じられている。(共同)

関連ニュース

【メガプレミアム】「慰安婦」は韓国が解決する問題 政治部編集委員 阿比留瑠比

「ニュース」のランキング