村上さん、こんにちは。
ちょっとびっくりしたことがあったので聞いていただきたいのですが……。
私はこの前、初めて銀座線に乗りました。村上さんの文章の中に、銀座線は駅に到着する前に車内の電気が一瞬消えるというようなことが書いてあったので、よく注意していたのですが、電気はずっと点いたままでした。
後で考えたら、その本が出版された時から銀座線が変わっただけの話ですが、しばらく一人でどきどきしてしまいました。
あともう一つ、SONTONの本社って、東京にあったんですね!(私の学校の近くです)
SONTON→ピーナッツバター→千葉と思っていたので、結構びっくりしました。千葉在住の友達も知らなかったのですが、知ってました?
(さきっぽ、女性、14歳)
銀座線の車両はずいぶん前に新しくなりまして、駅に着く前に車内の明かりがぱっと消えるという美風(?)も消滅してしまいました。まことに残念なことです。明かりがついたら、両手に持って読んでいた新聞が、さっきとは上下逆になっていたなどという愉快な現象もなくなってしまいました。というのは嘘です。そんなことは一度も起こらなかった。
村上春樹拝