こんにちは。
今、わたしはケニアで暮らしています。
こちらに来て、『ダンス・ダンス・ダンス』や『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み、そして、ここ3日間ほど、家が停電中なので、夕食後から寝るまで『羊をめぐる冒険』を読みながらすごしています。
ケニアが大好きでここに暮らしていられることは、とても幸せなのですが、乾季で水不足だったり、長期間電気が止まったりする状況には、いささかへこたれそうです。
ところで、村上さんの小説にはあんまりアフリカが出てこないと思うのですが(もし勘違いでしたらすみません)、アフリカと聞いてどんなことをイメージされますか。
(おーたま、女性、40歳)
僕はまだアフリカっていったことがありません。南米とかアフリカとかって、遠くにあるせいか、なかなか行く機会がありません。ケニアといえば僕はまずマラソン選手を思い浮かべます。とくにダグラス・ワキウリ。僕が千駄ヶ谷に住んでいたころ、家が中村清コーチのお宅のすぐ近くにあったもので、S&Bのチームに所属していた彼とよく道で会いました。銭湯に行く途中みたいでした。なかなか良さそうな人だったです。
村上春樹拝