私の主人は小説を読むよりゴルフ雑誌を読む事の方が断然多い人です。
そんな主人が『色彩を持たない多崎つくる~』で春樹様デビューをしました。
正直、「主人に春樹様がわかるはずはない!」と高をくくっておりました。
が! なんと! 「俺は村上春樹がわかったぞ!」と宣言したのです。
この頃では、何気ない会話の途中でも「村上春樹風に言うとね……この花びら舞う砂漠と彼女の間には無限の時間が漂うだけだ」など迷セリフ……。
本当に訳分からないのですが、1%位くすって笑っちゃうんですよね。
やっぱり村上春樹様の影響力はスゴイです。
(なさけなニャンコ、女性、43歳、有職主婦)
それはよかったです。ご主人もようやく僕の本を読むようになられたんだ。読者が増えていくというのは素晴らしいことです。しかし「村上春樹風」というのも、なかなかそう一朝一夕には身につかないものですね。ん? と首を傾げたくなりますが、でもまあ、まだ初心者です。時間をかけて徐々に上達していかれることでしょう。温かく見守ってあげてください。
村上春樹拝