初めまして。私は村上春樹さんの作品『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』での最後の新宿駅の場面がとても印象に残っています。私も東京などに出る際には「あずさ」や「かいじ」を利用します。また帰る際には21:00発の「あずさ」を本当によく利用します。この作品であの場面が出てきたとき、私は実際に新宿駅に行き、つくるのとった行動をすべて再現してみました。本当にあの描写はホームにいなければ描けない描写だと思っています。私の想像ですが、きっと村上春樹さんも9・10番ホームから眺めていたのだろうと考えています。実際にはどうだったのでしょうか? ぜひ教えて下さい。
(ばくしんおー、男性、32歳、公務員)
僕はあの場面をハワイで書きました。ただただ頭の中で想像していただけです。すみません。でも想像力って、あるときには現実を超えます。ほんとに。
村上春樹拝