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「都構想の賛否は多様な角度で議論」 BPOへの調査依頼問題で、読売テレビがコメント

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「都構想の賛否は多様な角度で議論」 BPOへの調査依頼問題で、読売テレビがコメント

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が出演し、大阪都構想を取り上げた読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」を市議会の野党4会派が「政治的公平を求める放送法に抵触する」と問題視していることに対して、読売テレビは4日夜、「番組では都構想の賛否について多様な角度で議論を重ねてきた。今後もさまざまな意見を反映しながら番組制作につとめる」とコメントした。

 野党会派が問題視しているのは6月29日の放送で、今月4日、放送倫理・番組向上機構(BPO)に調査を求める文書を郵送していた。

 文書では都構想をめぐり維新と野党会派が対立を深める中、橋下氏だけを番組に招いたことに「疑問を感じる」と主張。

 また、番組側が出演者に「都構想に反対する市議会を許せるか許せないか」と質問したことで「『市議=悪』というイメージを与えた」と指摘。放送日に誕生日を迎える橋下氏に「祈 大阪都構想」と書かれたケーキを贈ったことも批判している。

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