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【ネパール大地震】日本の捜索犬、疲労で点滴受け活動 各国の救出チームは続々引き上げ

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【ネパール大地震】
日本の捜索犬、疲労で点滴受け活動 各国の救出チームは続々引き上げ

カトマンズ市内のダルバール広場で、行方不明者の捜索を続ける日本の国際緊急援助隊の隊員と救助犬=4月30日、カトマンズ(早坂洋祐撮影)

 各国が帰国する中、日本のチームはネパール政府から必要とされており、団長を務める外務省の小林成信・国際緊急援助官は「要請がある限りは活動を続ける」と強調。ただ疲労の色は濃く、捜索犬が暑さとストレスで元気がなくなり、点滴を受けるほどだったという。

 一方で、山村地域の被災地では、救援物資が届かない取り残された集落も多数ある。ネパール政府はテントや防水シートに限って関税を免除する措置を講じたが、国連は全ての救援物資に拡大するよう求めていた。

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