サンパウロ=田村剛
2015年5月6日09時18分
南米パラグアイで10歳の少女が妊娠していることがわかり、出産の是非をめぐって波紋が広がっている。性的暴行を受けて妊娠したとみられるが、同国は、母体に緊急の危険がある場合を除いて中絶を禁止。人権団体は「出産すれば少女はさらに苦しむ」と主張している。
地元メディアなどによると、少女は妊娠約22週目で首都アスンシオンの病院に入院中。4月下旬、腹部が大きいのを心配した母親と病院を訪れ、妊娠がわかった。行方がわからなくなっている継父が、少女に暴行したとみられている。
少女は身長139センチ、体重34キロ。健康に異常はないが、体の成長が不十分なため、出産には大きな危険が伴う。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、中絶を求めてキャンペーンを開始。「性犯罪被害者の少女をさらに苦しめ、新たな虐待を生みかねない」と訴えている。
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