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異世界Cマート繁盛記 作者:新木伸

コンビニ袋無双

「はいまいどー」
 品物を袋に入れる。金貨1枚を受け取る。
「えーと、お釣りは……。おいバカエルフ。これいくらになるんだっけ?」
 俺はお客さんにニコニコと笑顔を向けながら、Cマート唯一の従業員であるバカエルフには、コワい顔を向けた。早く答えろと、ヤクザのような顔になって訊ねる。

「だからいつも言ってるじゃないですか。バカマスター。金貨1枚は、銀貨12枚になるんですって。いまのお勘定は銅貨4枚です。そして金貨1枚をお預かりしています。だからお釣りは、銀貨11枚と銅貨8枚になりますよ」
「あー、はいはい。銀貨11枚と、銅貨8枚ねー。……はい、まいどー」

 お客さんを送り出す。
 白いコンビニ袋に品物をぶら下げて、お客さんはニコニコ顔で帰って行った。
 俺もニコニコ。お客さんもニコニコ。
 CマートのモットーはWIN-WINだ。

 お客さんの背中が完全に見えなくなるまで見送って――。
 そして俺は、隣に立つバカエルフに般若の顔を向けた。

「なんで十進法じゃないんだよ! 金貨1枚がなんで銀貨12枚になるんだよ! なんで10枚じゃないんだよ!」
「キリがいいじゃないですか」
「なにいってんだよ! 10のほうがキリがいいに決まってるだろ!」
「わかりませーん。バカマスターの言うことは、わたしにはぜんぜんわかりませーん」

「おまえいまさらりと俺のことバカとかゆった?」
「マスターだって、さっきからわたしのことバカバカゆってるじゃないですか。そのお返しですよーだ」
「俺が言うのはいいの。おまえが言うのはいけないの。そんなこともわからないからおまえはバカって言われるの」
「バカってゆったほうがバカ」

「なんだとこの。給料減らすぞ。缶詰6個にするぞ」
 このエルフは日給缶詰7個(うち1個は果物缶)で雇っている従業員なのだった。
「マスターそれは契約違反です! マスターは缶詰7個くれるって! 言いました言いました言いましたー!」
「いつ言ったよ何時何分だよ!」

「あんまりひどいこと言うと、マスターがおじいちゃんになったときに、介護してあげないですよ? おしめ替えてあげませんよ?」
「永久就職してるし!? 虐待予告だし!?」
 ファンタジー世界の御多分に洩れず、ここの世界のエルフもかなり長命らしい。
 ひょっとしたら「おじいちゃんになったとき」とかいうのは、ものすごく長生きのエルフの感覚からすれば、ほんの一ヶ月とか、そんな感じなのかもしれない?

 ちょっとぞっとした。

「いえ……、べつに介護してくれなくても……。いいですけど。でももしそうなったときには、やっぱりやっていただけると嬉しかったりします」
「ですからなんでそこ急に敬語になるんです?」
「うるせーよ、バカエルフ。てめーにゃ、わかんねーよ」
「またバカってゆったー!?」

 お客さんが来た。

「いらっしゃいませー!」「いらっしゃいませー!」
 俺とバカエルフは、いがみあっていた顔から、一瞬で満面の笑みに変わった。

 異世界に開いた俺の店――Cマートは、けっこうお客さんが来てくれるようになっていた。
 どうも子供に飴玉を配ってあげたのが、よい宣伝となったようだ。
 子供が、まず親に話して――。
 そしたら、その親がお礼を言いに来て――。
 そんなことで親がわざわざ礼に言いに来るのもスゴイ。

 異世界スゴイ。
 スゴイスゴイ。
 ちょっとした善意が、何連鎖もして、コンボが炸裂してゆくのがスゴイ。
 現代世界とルールが違っているところがスゴイ。

 ――で。
 大人が店にやってきたら、そのついでに、店の品揃えを観ていってもらう。
 異世界の――おっと。
 異世界というのは、つまり、現実世界のことのほうだが。
 どうも最近の俺の感覚では、「異世界」というのはあっちのほうになってしまっている。こっちの人情溢れる優しい世界のほうが「本物」で、あちらの便利ではあるがストレスにまみれた現代文明のほうを「偽物」に感じてしまうのだ。
 まあそれはどうでもいいとして――。

 ガキはカネにならんが、飴玉ギブミーと手を出すだけだが。
 大人は良いお客さんになってくれた。
 品物には興味を持ってもらえたので、まず、いくらなら買いたいと思うかをリサーチ。
 そしたらバカエルフがこっそりと、ラベルのシールとマジックを持って、脇で待機していて、皆の教えてくれた値段の8掛けぐらいの値段を書いて、すかさず品物に張る。
 お客さんは、見事、お買い上げ。

 俺喜ぶ。お客さん喜ぶ。みんな笑顔になる。
 バカエルフも笑顔だが、こいつは肉食ってる時が最大の笑顔になるやつなので、このさい、どーでもいい。

 実際、現実世界での値段と、こちらの世界での値段が逆転している品もあったりする。
 品物一つ一つでいったら、赤字になっているものもある。たとえば、ブランド品のペなペなのバッグを持ってきたら、適正価格は銅貨2枚となってしまった。向こうで高級品だからといって、こちらで喜ばれるかといえば、そうでもない。
 だが俺はあまり気にしていない。
 店全体で考えて、仕入れと商売が維持できれば、それでいいと思っている。
 商売の達人だとか、儲け優先の人から見れば、馬鹿なのかもしれない。

 だが――。
 みんな笑顔になって何が悪いのだ?
 悪いというやつがいたら、ちょっと出てこい。

 お客さんの買う物が決まったようだ。
「はーい、こちら合計で――。おい。バカエルフ。いくらになる?」
「いいかげん計算ぐらいできるようになってくださいよ。銅貨4枚が4個ですよ? そんな簡単な掛け算もできないんですか。だからバカマスターって言われるんですよ? わかってます?」
「掛け算ぐらいできるよ! 数字が読めねーんだよ!」
「じゃあ数字ぐらい読めるようになってくださいよバカマスター。はーい、すいませんねー。銀貨1枚と銅貨4枚でーす」

 お客さんはニコニコと笑っている。
 こちらの世界に漫才というものがあるのかどうかは知らないが、どうもそんなふうに思われてしまっているのかもしれない。
 こんなバカエルフとコンビだとか、まっぴらごめんなのだが……。

「あのう、それは売ってないんでしょうか?」
 品物を袋に入れようとしていたとき、お客さんに急に言われた。
「え?」
 なにを言われたのかわからず、俺は思わず、そう訊き返した。
「どれですか?」
 きょろきょろする。
 周囲を見る。
 後ろの壁を見る。なにも掛けてない。ああこんど。ここに絵でも掛けよう。それも売り物にしよう。
 お客さんの言う「それ」とは、どれのことか、一生懸命に探した。
 だが見つからない。

「マスター。その袋のことなんじゃないですか?」
 バカエルフがそう指摘してくる。
「おまえはまたバカってゆった!?」
「いまは言ってないですよ」
 そういえば、言ってない。

「その袋って……、これですか?」
 お客さんに聞いてみる。
 いま品物を入れようとしていた白いビニール袋のことだ。いわゆる「コンビニ袋」のことだ。
 商売するなら必要だろうと、ホームセンターで、100枚入りで、税込み183円で買ってきたものだった。

「このお店で品物を買うと、その袋がいただけますよね。それはお幾らなんですか?」
「えーと……、これは売り物じゃなくて、サービスで付けてるだけでして……」
 なんか異様に食いついてきているお客さんに、俺はたじたじとなりながら説明した。
 こんなの。単なる袋で。コンビニで買い物すれば、つけてくるのは当然で――。

 ああでも、スーパーだと、エコバッグ持っていかないと「レジ袋は2円」ですと書いてあるところもあるか。あと、そもそも俺は、ホームセンターで、1枚1.83円で、わざわざ買ってきていたわけだっけ。
 すると、こんな袋にも「タダ」ではなくて、1枚およそ2円くらいの価値はあったということだ。

 いま気づいた! びっくりだった!

「それは売って頂けないのでしょうか?」
 お客さんは異様な食いつきで、ぐいぐいと迫ってくる。
「ま、まあ売ってもいいですけど……。100枚単位とかで」
「いくつありますか?」
「え? ええと……」
 俺は数えた。
「100枚入りが、えーと……、6つですね」
 当面、それだけあれば足りるだろうと、適当に買ってきていた数が、それだけだった。
「ぜんぶ頂けますか?」
「え? ええーっ!?」
 俺はびっくりした。全買いだ。大人買いだ。600枚買いするつもりのようだ。

「その袋! いいです! すごくいい! 軽いし薄いしかさばらないし、ポケットの中に何枚かいれたって、ぜんぜん重くもないんです! それでいてけっこう丈夫でっ! あと知っていますか!? 水を入れても水漏れもしないし、破れもないんです! なんて素晴らしい袋なんでしょう!」
 お客さんはコンビニ袋の素晴らしさを異様な迫力で力説する。
「え……、ええまあ……。そ、そうですね」
 俺は数歩ほど後ろに下がらせられた。

「えーと……、じゃあ……」
 と、バカエルフを呼び寄せて、その長い耳を引っぱって、耳打ちをする。
(おい。2円で100枚で200円だと、幾らになるんだっ!?)
(ふわん……)
(色っぽい声出すなよマジでおまえバカ)
(さあ。銅貨2枚ぐらいもらっておけばいいじゃないですか? だいたいその“円”とかいうの、わたし知らないですよ?)

「銅貨2枚でっ!」
 俺はお客さんに叫んだ。
「いえそんなに安くちゃ悪いですよ! 銀貨1枚! せめてそれだけ払わせてください!
 コンビニ袋600枚で、銀貨1枚なのかと思ったら、全部で銀貨6枚だった。
 あいかわらずお金の価値がよくわからないままなのだが……。
 まあいいか。喜んでるし。

「いやー! 言ってみてよかったですよ! みんなにも言わなきゃー! あの白い袋は買えるんだぞー! って!」
 お客さんはコンビニ袋600枚を持って、意気揚々と――ニコニコ笑顔で帰っていった。
 ちなみに元々の品物のほうはすっかり忘れている。そこに置かれたままである。
 そんなに嬉しかったんか?
 そんなにいいのか? コンビニ袋……?

「さて……」
 俺はバックパックを引っぱり出してくると、肩に担いだ。

「あれ? どこか行くんですか? マスター?」
「聞いてなかったのか? いまのお客さんが宣伝してくれるって言ってたろ。どっと来るから、先に仕入れてくるんだ。お客さんが来たら、待っててもらえ。30分くらいで戻る」
「わかりました。――ところで30分って、何セムトです?」
「しらん」
 俺は店を出た。

    ◇

 あちらの世界に転移すると、まっすぐホームセンターに向かった。
 向こうの世界に出るときには出現先をまだ選べない。そのうちピンポイントで店の売場のどまんなかに出現できると便利なのだが……。ああ。大騒ぎになるか。人目のない路地に出ていたほうがいいのか。

 コンビニ袋の売場を目指す。
 そして、よくよく商品のラベルを見てみると、「コンビニ袋」ではなくて、「レジ袋」と書かれていた。
 俺がそう思いこんでいただけで、正式名称はレジ袋というのか。まあたしかにコンビニでだけ使われるものでもないしな。
 だがまあ、俺はコンビニ袋と呼ぶがな。俺の勝手だがな。

 コンビニ袋ばかり、山ほど買った。
 レジの人は目を丸くしていたが、「ああまたこいつか」的な顔で、ある種、諦め顔で粛々とレジ打ちをしてくれた。

 店を出てから、ふと思い直して、もういっぺんホームセンターに入り、缶詰コーナー(、、、、、、)へと向かった。
 ここはホームセンターなので、食料品は扱っていないが……。
 ある売場(、、、、)のところには、肉系の缶詰がどっさりと置いてあることを思いだしたのだ。
 缶詰を大量に買ってやる。
 バカエルフへのおみやげ(、、、、)もできた。

    ◇

 こちらの世界に戻ってみると――。

「うわあ!」
 俺は店の前にできている人だかりに、思わず声をあげた。
 地面が見えない。

 この前、飴ちゃんが大人気になったときに、子供で、こんなことになっていたが――。
 いまいるのは、すべて年配の女性たちだ。主婦の方々だ。

「マスター! マスター! よかったー! 帰ってきたー!」
 奥様がたに取り囲まれているバカエルフが、俺を見つけて、手を振ってくる。
「ほら奥様たち!! あっちですあっちーっ! ゴー!!」

「うわあ!」
 奥様たちが押し寄せてきた。
 俺はもみくちゃにされた。

    ◇

「いやー……、ぜんぶ売れましたねー……」
 略奪するような勢いで、奥様方はレジ袋を購入していった。
 店になど到底入れる人数ではなく、店の前で販売することになった。
 ホームセンターで、どんだけ買ってきたのか記憶にないぐらいコンビニ袋を買ってきたのだが、それが、すべて売れていった。
 ケツの毛までむしられる、という言葉があるが……。
 それがこんな感じか? こんな感じなのかっ?

「マスター。おつかれさまでした」
「ああ。うん」
 地面にへたりこんで座ったままでいる俺に、バカエルフが笑顔で――手をさしのべてきていた。
 いや。“バカ”はいまだけ取ってやろう。特別だ。
 夕陽を背に立って笑う、美しいエルフの娘に、俺は手を差し出した。

 そういや。こいつにおみやげがあったんだっけ。
 次回、おみやげの話……か。また「○○無双」系の話か、どっちかやりまーす。



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