【DeNA】三浦、23年連続勝利!工藤、昌に並んだ「野球は年齢じゃない」
◆DeNA5―4ヤクルト(5日・横浜)
DeNAが、先発・三浦大輔投手(41)の23年連続勝利のプロ野球タイ記録で4連勝を飾り、単独首位に浮上した。女房役の高城がプロ初アーチを放ち、打線もベテランの好投に報いるために奮起。中畑監督も大興奮で、チームの貯金も今季最多の5となった。
初夏を思わせる日差しを浴びて、ハマの番長がまばゆいばかりの輝きを放った。今季初登板の三浦は、6回7安打3失点(自責2)で今季初勝利。プロ2年目の93年から23年連続の勝利は、プロ野球タイ記録だ。チームも単独首位に浮上。「やっと開幕できました。みんなに勝たせてもらって感謝してます。ご来場ありがとうございます!」。お立ち台から声を張り上げると、今季最多の2万8960人が押しかけたハマスタのボルテージは、最高潮に達した。
待ちに待ったマウンドだった。24年目の今季は、開幕ローテ争いに敗れて5年ぶりの開幕2軍スタートに。イースタンでは3戦3敗、防御率4・76と結果は出なかったが、ゴールデンウィークの9連戦中ということもあり、巡ってきた先発のチャンス。「同じ気持ちでマウンドに上がってるつもりだけど、やっぱり雰囲気が違う。こういう緊張感の中で投げたかった」。アドレナリン全開で、別人のような投球を披露した。
山本昌と工藤という、球界のレジェンドに肩を並べた。「1年1年やってきたことの積み重ねなんでね。今は2015年をどう戦うかしか頭にない」というが、胸にある野望を秘めている。「おふたりが作ってくれた新しい道を太くできれば、という思いはある。野球は年齢じゃない、というところは見せたいね」。まだまだ老け込むつもりはない。
この日は麻由子夫人の誕生日で「こどもの日」。スタンドには高校3年の長女も観戦に訪れていた。「勝ててよかった。女房と子どもに、いいプレゼントになりました」。ウィニングボールを手に、番長は上機嫌で球場を後にした。(片岡 泰彦)
中日・山本昌投手「素晴らしい記録、おめでとうございます。僕より8つ年下だし、まだこの先、何年も勝ち投手として(記録を伸ばせるように)頑張ってほしい。個人的にも親しいし、200勝まで突っ走ってほしいですね」