生田斗真が来年公開映画「秘密-」に主演、脳内捜査官役
俳優・生田斗真(30)が映画「秘密 THE TOP SECRET」(来年公開)に主演することが決まった。死者の脳内映像を描くMRIスキャナーを使って事件を捜査するエリート警視正役を演じる。部下の新人捜査官に岡田将生(25)。NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10年)、「るろうに剣心」シリーズ(12、14年)で知られる大友啓史監督(49)がメガホンを執る。
生田演じる薪剛(まき・つよし)は、科学警察研究所(科警研)の法医第九研究室、通称「第九」の室長。天才的頭脳の持ち主だが心にトラウマを抱えている。「第九」は、警察庁の正式機関として認められていないが、死んだ人間の脳から過去の記憶を映像化できるという「MRIスキャナー」を捜査に導入。死亡した被害者の記憶をたどり、迷宮入りした猟奇事件の捜査を進めていく。
原作は清水玲子さんの同名コミック(全12巻)で、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。08年に日本テレビ系でアニメ化された。現在はスピンオフ作品が連載中という人気ミステリーだ。死者の脳内映像の表現について製作の松竹関係者は「今まで見たことのない衝撃映像になる」と話している。
生田は共演者やスタッフから「室長」と呼ばれ、撮影現場をリードしている。「少し偉くなった気分で気持ちがいいです。偉そうに他人を見下しながら、人間のもろさと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています。ぜひご期待ください」と意気込んでいる。
エリートだけが集う「第九」に配属された新人捜査官・青木一行役に岡田が起用された。生田とはフジテレビ系ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(07年連ドラ、08年スペシャル)以来の共演で、「大友組、初参加。緊張と興奮。2つの感情が交ざり合って震えています。そして、生田斗真さん。久々にご一緒できるのはうれしすぎます。みなさんと最高の作品にしたい」。生田も岡田とのコンビに「お互いが歩んできた道程やこれまで経験してきたことを現場で出し合いながら、すてきな化学反応を起こせれば」と期待を寄せる。
また、科警研の監察医・三好雪子に栗山千明(30)、映画オリジナルキャラクターとなる所轄署の熱血刑事・眞鍋駿介役に大森南朋(43)が起用された。
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